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ニュースリリース

(2009年7月22日) 印刷用(PDF 171KB)

アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト®」、
日本における新剤形内服ゼリー剤の製造販売承認を取得


 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、日本において、アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト®」の新しい剤形となる内服ゼリー剤の製造販売承認を取得しました。
 内服ゼリー剤は、嚥下に障害のある患者様にも服用していただきやすい、アルツハイマー型認知症治療剤では世界で初めての剤形です。

 アルツハイマー型認知症の患者様の中には、嚥下障害のため錠剤や細粒剤などの固形物を飲みこみにくい方や、水分が気管内に流入しやすい方も少なくありません。
 内服ゼリー剤は、このような患者様にとって服用しやすい剤形です。ほどよい甘さのはちみつレモン風味で、舌でつぶすことができる適度な硬さと粘性があり、水なしで服用できます。また、患者様の摂食・嚥下能力にあわせてスプーンですくって服用できるため、介護される方にとっても、服薬介助が行いやすくなると期待できます。

 「アリセプト®」は、当社が独自に合成したアセチルコリンエステラーゼ阻害剤で、神経伝達物質である脳内アセチルコリン濃度を高める作用があります。日本では唯一のアルツハイマー型認知症治療剤として、軽度から高度までのすべてのステージのアルツハイマー型認知症の適応で承認されています。
 現在、日本におけるアルツハイマー型認知症の患者数は約131万人と推計されており、高齢化の進展とともに年々増加傾向にあります。

 日本において「アリセプト®」の製品ラインアップとしては、錠剤をはじめ細粒剤、口腔内崩壊錠が発売されています。当社では、アルツハイマー型認知症患者様の服薬性を更に高める内服ゼリー剤を新たに追加することで、より多くの患者様とそのご家族、介護者の皆様のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に貢献してまいります。
以上

[参考資料として、製品概要を添付しています]


<参考資料>


アリセプト®内服ゼリー剤について

1)製品名
 アリセプト®内服ゼリー3mg、アリセプト®内服ゼリー5mg、アリセプト®内服ゼリー10mg

2)効能・効果および用法・用量
【効能・効果】
アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制

【用法・用量】
通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1~2週間後に5mgに増量し、経口投与する。高度のアルツハイマー型認知症患者には、5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により適宜減量する。