エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)とバイオアークティック・ニューロサイエンス社(本社:スウェーデン、ストックホルム市、社長:パー・ゲレルフォルス)は、12月3日、次世代のアルツハイマー病治療薬として期待される新規ヒト化モノクローナル抗体BAN2401について、全世界におけるアルツハイマー病を対象とした研究・開発、製造、販売に関する独占ライセンス契約を締結しました。
BAN2401は、アルツハイマー病に対する免疫療法剤創製を目的としたバイオアークティック社との共同研究から得られた、ベータ・アミロイド(A

)に対するヒト化モノクローナル抗体であり、同社を設立したウプサラ大学ランフェルト教授により発見された家族性アルツハイマー病の原因であるアークティック変異A

に関連する研究に基づいたものです。
本抗体は、A

の可溶性凝集体の一種であるプロトフィブリルを選択的に認識するヒト化モノクローナル抗体であり、現在、前臨床段階にあります。近年アルツハイマー病発症の原因の一つと考えられている脳内のA

プロトフィブリル量を低下させることにより、アルツハイマー病に対する疾患修飾剤を目指します。
当社は、自社で創製したE2012(ガンマ・セクレターゼ・モジュレーター)とともに新規性の高い抗体であるBAN2401の開発を進めることで、低分子化合物と免疫療法という異なるアプローチで次世代のアルツハイマー病治療薬の創出を目指します。
当社は、「アリセプト®」によって切り開かれたアルツハイマー病の薬物療法のパイオニアとしての使命を果たすため、自社開発および他社との提携を通じて、次世代のアルツハイマー病治療薬の開発を加速させていきます。