ここから本文です

ニュースリリース

片頭痛治療剤「マクサルト(R)」の販売提携の一部変更について

(2003年7月30日)


杏林製薬株式会社
エーザイ株式会社


 杏林製薬株式会社(本社:東京都、社長:荻原郁夫)とエーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、杏林製薬(株)が輸入承認を取得した5-HT 1B/1D 受容体作動型片頭痛治療剤「マクサルト(R)」(一般名:安息香酸リザトリプタン/未発売)について、本年2月に締結した販売提携に関する契約の一部を変更することで合意し、本日7月30日に改めて契約を締結いたしました。


 従来の契約からの変更点は、「マクサルト(R)」の販売において、「両社によるコ・プロモーション」から「エーザイ(株)の単独プロモーション」とするものです。なお、杏林製薬(株)が製品を米国メルク社より輸入しエーザイ(株)に供給すること、およびエーザイ(株)を日本国内における「マクサルト(R)」の発売元とすることは従来通りです。


 杏林製薬(株)は、マーケティングを呼吸器内科・耳鼻科・泌尿器科に重点化するフランチャイズ・カスタマー戦略を推進していることから、「マクサルト(R)」に関するプロモーションについては神経領域をフランチャイズとするエーザイ(株)が単独で行うこととし、杏林製薬(株)は販売力を重点3領域に集中いたします。


 今後は、薬価収載を経て発売となりますが、エーザイ(株)は、神経領域におけるプレゼンスをさらに高め、「マクサルト(R)」を日本における片頭痛薬市場のトップブランドとすることを目指します。


以 上





[ 参考資料として主な契約内容の新旧比較、製品概要、用語解説を添付しております ]
本件に関するお問い合わせ先
  杏林製薬株式会社  エーザイ株式会社
  企画室  広報部
  TEL : 03-3293-3414  TEL : 03-3817-5120

[販売提携契約の主な内容について]
(旧)
2003年2月26日に契約した主な販売提携内容
(新)
2003年7月30日に契約した主な販売提携内容
 1.
杏林製薬(株)は、製品(完成品)を米国メルク社より輸入し、エーザイ(株)に供給いたします。

 2.
日本国内における発売元はエーザイ(株)とし、プロモーション活動を両社で行います。(1ブランド1チャネル2プロモーション)

 3.
両社は、売上から両社の販売経費等を控除した利益をシェアいたします。 ※


 1.
杏林製薬(株)は、製品(完成品)を米国メルク社より輸入し、エーザイ(株)に供給いたします。

 2.
日本国内における発売元はエーザイ(株)とし、プロモーション活動はエーザイ(株)が単独で行います。(1ブランド1チャネル1プロモーション)


※ エーザイ(株)がプロモーション活動を単独で行うこととなったため、項目3の条件はなくなりました。
[マクサルト(R)錠10mg、マクサルトRPD(R)錠10mgの主な概要]
製 品 名:マクサルト(R)錠10mg、マクサルトRPD(R)錠10mg(Maxalt(R)
一 般 名:安息香酸リザトリプタン(rizatriptan benzoate)
効能・効果:片頭痛
輸入承認日:2003年7月17日
薬   価:未収載
発 売 元:エーザイ株式会社
輸入販売元:杏林製薬株式会社
※RPD:口腔内崩壊錠


[用語説明]
1.片頭痛とは

発作性に繰り返し生ずる拍動性頭痛で、頭の片側が痛むことが多い。痛みは数時間~数日持続し、月に1~数回程度起こる。発作の前兆として、閃輝暗点など知覚異常を呈すこともあり、悪心、嘔吐、光線過敏症、音過敏などの随伴症状を伴うことが多い。片頭痛の原因はいまだに明らかとなっていないが、その発症には脳の血管の拡張や三叉神経系の関与が考えられている。
疑いを含めた片頭痛の有病率は15歳以上の日本人の8.4%(性別有病率:男3.6%、女性13.0%)という調査結果が報告されており、日本では約840万人が片頭痛発作を経験していると推定されている。 (Sakai F., Igarashi H. Prevalence of migraine in Japan: a nationwide survey. Cephalalgia 1997; 17: 15- 22)

2.5-HT 1B/1D 受容体作動型片頭痛治療剤とは

5-HT(セロトニン) 1B/1D 受容体作動型片頭痛治療剤は、5-HT(セロトニン) 1B/1D 受容体に選択的に作動する薬剤であり、片頭痛発作時に拡張した血管を収縮させ、血管炎症を抑制すると考えられている。従来の治療薬と比べ片頭痛抑制に優れた効果が認められている。