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ニュースリリース

(1999年3月15日)

「ルリッド錠150」ざ瘡の追加効能・効果を取得

ヘキスト・マリオン・ルセル株式会社
エーザイ株式会社


-にきび治療の新たな選択肢-
酸安定性・持続型マクロライド系抗生剤「ルリッド錠150」日抗基:ロキシスロマイシン
ざ瘡(炎症を伴うもの)の追加効能・効果を取得


 ヘキスト・マリオン・ルセル株式会社(本社:〒107-8465東京都港区、社長:マーク・デュノワイエ)が製造・販売提携し、エーザイ株式会社(本社:〒112-8088東京都文京区、社長:内藤晴夫)が販売しているマクロライド系抗生剤「ルリッド錠150」が、3月9日に「ざ瘡(炎症を伴うもの)」の追加効能・効果の承認を取得いたしました。


 「ルリッド錠150」の有効成分であるロキシスロマイシンはルセル・ユクラフ社で開発されたマクロライド系抗生剤で、1回1錠(150mg)、1日2回投与で臨床効果を示し、ニューマクロライドとして位置付けられ、日本では1991年に発売されました。「ルリッド錠150」は以下のような薬理学的・臨床的・製剤学的特徴を備えております。


・ざ瘡桿菌に対して強い抗菌作用を示す
・投与により炎症性皮疹数を有意に減少し、臨床的有用性を示す
・高い血中濃度が持続し、1日2回の経口投与が可能


 ざ瘡は、俗ににきびとも言われ、ホルモンが引き起こす生理現象のひとつとして、また別段命にかかわることなく思春期を過ぎると軽減することが多いため、疾患としての認知が高くないのが実状です。しかし、この疾患は思春期前という心身共に不安定な年齢に初発した後、自己の容貌に一番敏感な20歳代まで続き、しかもケアを誤ると治療が困難な「にきびあと」が生じ患者の精神的負担が長く残ることもあります。


 現在、にきびに悩む患者は全国で200万人にのぼるといわれていながら、その大部分は市販の洗顔料や化粧水などを購入し独自のケアを試みているケースが多いという報告があります。にきび治療のために通院している患者数は約20万人といわれています。


 にきびの治療法についても、その病態の解明と並行して様々な観点から研究が進められており、発症メカニズムに合致した作用を持つ薬剤が求められています。こうした中、この度「ざ瘡(炎症を伴うもの)」の追加効能・効果を取得した「ルリッド錠150」は、面皰(毛穴がつまり皮脂が充満した状態)内で増殖し炎症をおこすざ瘡桿菌(Propionibacterium acnes =プロピオニバクテリウム・アクネス)に対し抗菌作用を発揮します。これにより炎症が抑制され、にきびの数が減少し、治療効果を示すことが開発時の試験により明らかにされました。この度の追加効能・効果の取得によって、「ルリッド錠150」は「ざ瘡(炎症を伴うもの)」治療の選択肢を広げるものとして期待しています。