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小型化でより飲みやすく、しかも量の調節ができる錠剤に工夫しました

当社には、主に高齢の患者様が服用対象となる医薬品があります。高齢の患者様の中では物を飲み込みにくいと感じる方が多いため、唾液や少量の水で溶けて容易に服用できる口腔内崩壊錠を採用しました。

しかし発売当初は錠剤の直径が約1センチあり、元来錠剤が飲みづらいと思っている患者様では、その大きさに圧倒され、服用を拒否される場合がありました。一方、医師や薬剤師からは、投与量を調節する必要が生じたときのために錠剤の真ん中で半分に割りやすい溝(割線)を入れてほしいとの要望をいただきました。

そこで、小型化と割りやすくするための検討を開始しました。錠剤を小型化すると指でつかんで割りにくくなり、割りやすいようにすると欠けやすくなるなど品質面でも問題が生じます。試行錯誤の結果、口腔内崩壊錠の持つ口溶け感の良さを維持しつつ、小型で見た目にも飲みやすい、しかも手できれいに半分に割ることのできる口腔内崩壊錠を実現しました。