世界の顧みられない熱帯病(NTDs)対策に向けて日本政府の支援継続を要望「顧みられない熱帯病の根絶を目指す議員連盟」会合に登壇

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2023年4月26日掲載

顧みられない熱帯病の根絶を目指す議員連盟(NTDs議連)による第7回会合が2023年4月5日に東京都内の衆議院会館においてハイブリッド形式で開催され、国会議員の方々とNTDs関係者(約40名)が参加しました。

 当社からは、ESG担当の執行役である佐々木 小夜子が登壇し、当社にとってNTDsへの取り組みは企業理念が導く重要なビジネスドメインであり、2013年から続けているリンパ系フィラリア症の治療薬の無償提供、現地における包括的制圧活動の支援、Drugs for Neglected Diseases initiative(DNDi)や大学・研究機関など様々なグローバルパートナーとの連携による研究活動などを紹介しました。さらに、グローバルヘルス分野における日本の存在感を向上させ、NTDs制圧を加速するための課題提起を行いました。国連の持続可能な開発目標(SDGs)のゴール3に掲げられる2030年までのNTDs制圧の実現に向けて、グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)へのさらなる支援によるイノベーション推進、NTDs治療薬の承認審査における優先的かつ柔軟な制度の創設やアジア・アフリカでのヘルスケア強化に向けた日本政府の継続的な支援の必要性を訴えました。

会合の様子(当社執行役  佐々木 小夜子)

当社は、人々の「健康憂慮の解消」や「医療較差の是正」という社会善の実現と長期的な企業価値の創造をめざしており、NTDs制圧をはじめとする医薬品アクセス向上に向けた取り組みは、当社の企業理念が導く重要なビジネスドメインの一つと位置づけています。引き続きセクターを超えたパートナーとの連携を強化し、NTDs制圧、そしてグローバルヘルスに貢献してまいります。

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