くすりの博物館には「壁紙カレンダー」のコーナーがあります。このコーナーを始めたのは2002年6月で、7〜9月の薬草壁紙カレンダーを4種類掲載しました。以降3ヶ月ごとに季節にあった薬草の写真を素材として、一流デザイナーの手による壁紙を4〜5点ずつ掲載してきています。現在(11月時点)掲載しているのは10〜12月の壁紙4種類ですが、すでに25種類ほどの壁紙を掲載してきました。 壁紙カレンダーは、その時期が過ぎると使い道がなくなってしまいます。次の壁紙が掲載される時点で新旧交代。もう二度と陽の目をみることはありません。ちょっともったいない。僕が特に好きだったのは銀杏の木を素材にして絵画調に仕上げた壁紙。大きな液晶ディスプレーにその壁紙をセットすると、まるで油絵を飾っているように見えました。ディスプレーの枠が木製だったらもっとそれらしかったかも知れません。 銀杏の壁紙カレンダー(2002年版) 季節の薬草だけを素材にしていると正直ネタ切れになってきます。これが問題。薬草の写真は何百種類とあっても、季節感があって壁紙の素材になるようなものはそう多くはありません。すでに2巡目に入ってデザイナーも苦心していると聞きます。 今まで掲載した壁紙のカレンダーだけ差し替えてグルグル回すちょっと安直な方法をとるか、それともこのホームページには薬草以外にもたくさんの素材があるのですから、薬草にこだわらずに他に素材を求めてみるのも悪くないかなと思案中です。 解体新書の壁紙カレンダーなんてどんなもんでしょうか・・。 ● 解体新書 >>