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hhcへの想い

グローバルでの「知」の交流をはかる「hhc Initiative 2016」を開催

 「hhc Initiative2016」が、11月16日にエーザイ本社(東京)にて開催され、CEO内藤、一橋大学名誉教授 野中郁次郎先生、静岡県立大学副学長 奥村昭博先生、社外取締役数原英一郎氏、世界各国から当社グループのマネジメント、hhcマネージャーを含む約130人が参加しました。野中先生、奥村先生は、エーザイのアドバイザーとして、知識創造、経営・イノベーションの分野で長年にわたりご指導を頂いております。「hhc Initiative」は、企業理念であるhhcに基づき、患者様への様々な貢献をめざした「hhc活動」や「社内公募EI(Eisai Innovation)論文」のほか、研究開発や生産部門の社員によるイノベーション活動の中から選出された優秀な活動を表彰するもので、患者様の視点に立った活動の重要性について理解を深めるとともに、その成果を共有し、さらなるイノベーションを推進することをめざし、毎年開催しています。

hhc Initiative 2016 各賞受賞者

 今回表彰された15の活動テーマの中から、「hhc活動」部門における優秀賞を受賞した、当社グループの韓国の販売会社であるEisai Korea Inc.(以下 エーザイ韓国)の活動をご紹介します。

韓国における障がいと共に生きる人々への貢献に向けたhhc活動

 エーザイ韓国の社員が、韓国保健省のデータから、障がい者の9割は病気や怪我がもとで後天的に障がい者となられていること、また、様々な疾患をお持ちの障がい者が多くいらっしゃるものの社会的理解が十分進んでいないことを知りました。本テーマは、障がい者に対する社会の理解を促すことで患者様のアンメットニーズを満たすことを目的に行われた活動です。エーザイ韓国の社員は、障がい者との交流を通して障がい者の中には、筋肉のこわばりやてんかんなどの様々な疾患を抱えている方が多いことに気づきました。また、障がいをもつ人々が社会の偏見に苦しみ、精神的に萎縮し治療に消極的になり、QOLが低いなど、人々が精神的、身体的、社会的な支援を望んでいることを知りました。

 そこで、障がい者の中には音楽が好きな方々が多いこと、音楽には人々を動かす力があることから、アンメットニーズを歌に乗せて社会にメッセージを発信していく障がい啓発キャンペーンを発案し、「みんながいるから私がいる」という意味をこめた“NOWプロジェクト”を立ち上げました。プロのシンガーソングライターをワークショップに招待し、そこから得た障がいに対する社会課題をもとに歌詞を作り、メロディーを付し、「もっと近くに“Closer”*」という題名の歌を完成させ、社員は障がい者の人々と共にレコーディングを行いました。Facebook上に障がい者の抱える課題について双方向に考えるプラットフォームを構築し、活動記事を逐次オンライン上に掲載し、コンサートも開催しました。エーザイ韓国の社員の取り組みに賛同した地元の高校生からは、協働でキャンペーンに取り組みたいとの提案を受けました。韓国の一連の取り組みは、障がい者団体からも評価され、各種メディアでも報じられCSR(企業の社会貢献)部門で優秀賞を受賞しました。

韓国で障がいに対する啓発のための音楽動画を制作したメンバー

もっと近くに(Closer)*

Facebook掲載版(韓国語。字幕無し)

YouTube掲載版(韓国語。英語・韓国語字幕つき)