患者様の真実を知ろう~鹿島事業所のhhc大会~

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2010年3月

鹿島事業所では、2010年1月にhhc大会を開催しました。「患者様の真実を知ろう」をスローガンに、社員一人ひとりが「患者様がどのような思いで日々病気と闘っているのか、また、患者様の潜在ニーズが何であるかを理解し、その気付きから新たな知を生み出し、日々の業務の中でhhcを実践し顧客に貢献する」ことを目的として、研究や生産に携わる社員約150名が参加しました。

hhc大会の様子

このhhc大会は、社員間でhhcへの想いを共有するために、今年度実践したhhc活動テーマの報告会を行うとともに、小児がんと闘う子供たちと、医療従事者、元患者のボランティアのサマーキャンプの活動を10年に渡って記録したドキュメンタリー映画の上映を行いました。

この映画では、小児がんになりながらも一生懸命に生きる姿、サマーキャンプで想いを語る場面などが紹介されています。幼いころから「命」に対面しなければならなかった子供たちは、病気を克服した後、病に苦しむ人たちの助けになりたいと、医療関係の仕事につく人も多いそうです。また、この記録を綴った映画監督にもお越しいただき、撮影がはじまったきっかけから映画化までの経緯、さまざまなエピソード、苦労話などについてお話をいただきました。

監督との意見交換

参加した社員からは、「命の尊さや意義を考えることができた」、「病と闘っている子どもたちの姿に勇気をもらった」、「小児がんに関する現状を知るよい機会になった」など多くの感想が寄せられ、製薬企業に集う者として、自らの業務の原点を見つめ直すよい機会となりました。

社員一人ひとりが、ここで得た気付きや熱い想いを胸にhhc活動を実践し、患者様とそのご家族、生活者の皆様のベネフィット向上に、より一層尽力したいと考えています。