生産・物流(デマンドチェーンシステムズ)
エーザイは、高品質な医薬品の安定的な供給を通じて患者様に貢献したいと考えています。そのために自社生産にこだわり、製剤技術研究(品質設計)から生産(製造品質)そして流通(流通品質)を経て患者様が服用されるまでの品質確保に努めています。
エーザイ品質方針
我々の造る一錠、一カプセル、一管が患者様の命とつながっている
これは、社の製造する製品一つひとつが患者様の命に直結しているという認識を社員一人ひとりが持ち日常業務に取り組んでいることを示しています。
物流において、国内では、厚木(神奈川県)・北房(岡山県)に物流センターを配し、製品を供給しています。米国でも自社での物流を開始しており、生産物流体制が整っています。
今後も、信頼され、価値ある医薬品を世界の患者様へ安定供給することをめざします。
グローバル生産体制
国内の鹿島事業所および美里工場、川島工園、サンノーバ株式会社と、米国ノースカロライナのRTP工場、中国の蘇州工場、台湾の台南工場、インドネシアのボゴール工場は、グローバルに製品を供給するため密接に連携をとり、相互に「知」を交換しながら、高品質で効率的な生産体制の構築に努めています。また、新市場への製品供給のために、英国とインドで新工場を設立しました。
グローバル製品の原薬は、鹿島事業所で集中生産し、製剤は主に美里工場、川島工園および米国RTP工場、蘇州工場で集約生産しています。 包装に関しては、各言語への対応、地域によって異なるレギュレーションへの対応、さらに各市場の要望に柔軟に対応することを考慮し、できるだけ市場に近いところで包装することを基本としています。
また、グローバル製品については、複数拠点での生産体制を確立しています。このため、通常生産拠点以外の拠点での生産許認可を取得しており、万一の場合においても、製品を安定して供給します。
国内生産拠点
美里工場
美里工場は、埼玉県北西部に位置する、広さ約17万平方メートルの製剤工場です。1981年に固体剤製剤棟が稼働を開始し、1990年にはJセンター(生産連動型機能倉庫)が、1992年には注射製剤棟が、2005年には固体剤製剤棟を拡張し稼働しました。
美里工場は国内向け製品に加え、欧米向けの製品も製造しています。1997年には英国医薬品庁(MHRA)、1998年には米国食品医薬品局(FDA)よりパリエット/アシフェックスの製造工場として認められました。また、2004年には米国食品医薬品局(FDA)よりアリセプト口腔内速崩錠の製造工場としても認められました。
美里工場は、2000年にEMS(環境マネジメントシステム)の認証を取得、2004年OHSMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の認証を取得し、安全・安心で環境に優しい生産活動を行っています。
川島工園
川島工園は、創業者内藤豊次が、木曽川の清流と緑の森に融和した生産と研究の拠点をめざして建設した広さ約47万平方メートルの公園工場(Industrial Park)です。
岐阜と愛知との県境の木曽川の中州に1966年、開所しました。現在でも開所当時の理念が生きており、日本庭園をはじめ、多くの緑を育んでいます。
川島工園では、内服固体剤などを生産しています。1969年に第一製剤棟、1975年に第二製剤棟、1986年第三製剤棟(製剤専用)1997年第四製剤棟(包装)を建設し稼動しています。製剤棟内は、自動搬送システムをはじめ、集中監視・制御システム、自動計量システム、包装ラインのロボットアームによる自動箱詰めシステムなどを導入し、自動化を進めたFA化工場となっています。また、川島工園は製剤研究所と併設しているメリットを生かし、新薬の開発段階から製造方法の検討、規格の設定など研究・生産が一丸となり検討する体制が整っています。
川島工園では、2004年には米国向けアリセプトの製造サイトとしてFDAに2008年にはMHRAに認められ、グローバル生産拠点としても稼動しております。
川島工園では、1999年にEMS(環境マネジメントシステム)の認証を取得、2003年OHSMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の認証を取得し、2006年SEGES(社会環境貢献緑地評価システム)に認定され、工園工場にふさわしい生産活動を行っています。
鹿島事業所
太平洋に面した茨城県神栖市に位置し、医薬品の元となる原薬の研究開発と生産に取り組む広さ約24万平方メートルの原薬供給工場です。
鹿島事業所の大きな特徴は、工業化研究機能と、原薬生産機能が併設されている点です。
この利点を生かし、蓄積した製造技術やノウハウを活用して、開発段階の早い時期から商業生産を想定した原薬生産プロセスを検討しています。また、製造プロセスの改善により品質向上、安定供給、環境保全を達成してきました。
鹿島事業所で生産する原薬は、国内生産拠点のみならず、米国ノースカロライナ工場など海外生産拠点にも供給されています。
2004年には、PF(パイロット/生産)棟が完成し、開発研究を迅速化するとともに、原薬生産能力を増強しました。
また、2006年には、施設の一部を改築し、今後戦略的に展開する予定であるがん領域の原薬について製造準備もいたしました。
今後もエーザイにおける原薬のグローバル生産拠点として、安定的な高品質の原薬供給という使命を果たしていきます。
鹿島事業所では、1999年にEMS(環境マネジメントシステム)の認証を取得、2003年OHSMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の認証を取得し、化学物質を取り扱う事業所にあって、安全で環境に優しい製法の検討や生産活動を行っています。
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