20億人に医薬品を届ける為に、日本製薬企業の取り組み医薬品アクセス貢献度ランキング

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2016年3月18日掲載

医薬品アクセスインデックス(以下:ATM Index)は、非営利団体の医薬品アクセス財団(ATM Foundation)が選んだ研究開発型の製薬企業大手20社を対象とし、主に開発途上国における医薬品アクセスに対する取り組みに焦点を当て、企業の活動を客観的に評価するもので、世界で最も信頼されている評価指数の一つとされています。

このたび、医薬品アクセス財団は、創薬能力に優れる日本製薬業界の活動を世に広める為に、「日本が世界の医薬品アクセス問題を如何に認識し、また、日本の製薬企業が如何に取り組んでいるのか」を紹介する記事を発表しました。

本記事では、

  • 全世界では、未だに20億の人々が、負担可能な価格で質の高い医療を受けることができないという深刻な問題に直面している。これに対して、必要な医薬品・ワクチン・診断薬が、必要とする人々に届けられるように、各国政府、NGO、民間セクターなどが協力して、医薬品アクセスの改善を図っている。
  • 日本の製薬企業は、欧米の企業に比べると、新興国や開発途上国での経験が少なく、存在感が低かった。一方で、ATM Indexの調査対象となる日本の製薬企業の4社(アステラス、第一三共、エーザイ、武田薬品)は2014年の調査においては、医薬品アクセスを改善するために、経営トップのコミットメント、プライシング、途上国における活動の強化など、確実な取り組みが見られた。
  • 日本は、高いレベルの研究開発によるイノベーションで世界を牽引する国のひとつであり、安倍首相を始め、政府、製薬企業が積極的にグローバルヘルスにコミットしている。日本の製薬企業の動きに、政府と投資家が支援をしており、世界的な課題である医薬品アクセスの問題解決に貢献する準備ができている。

などが挙げられております。

エーザイは、2016年度のATM Index調査対象企業に選ばれました。引き続き、ヒューマン・ヘルスケア(hhc)理念に基づき、医薬品アクセスの向上と持続可能なビジネスモデルを追求することにより、世界の多くの患者様とご家族の皆様のベネフィットに貢献してまいります。