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解体新書 解体新書ページへ>>
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日本最初の西洋解剖書の訳本。明和8年(1771)、 江戸千住骨が原で行われた刑死人の解剖を見た杉田玄白、前野良沢を中心に、中川淳庵、石川玄常、桂川甫周らが、 ドイツ人ヨハン・アダム・クルムス原著のオランダ語訳医書 『解体図譜(ターヘル・アナトミア)』 と比較してその正確さに驚き、 4年がかりで言語に絶する辛苦の後に翻訳を完成させ、 『解体新書』 と名づけて出版したものである。その内容は、 第1冊が序図篇で内臓諸器官が図示され、 第2〜4冊が解説篇で全文漢文体で記述されている。

この書以降、日本では西洋の学問を取り入れる近代科学の勃興を促すこととなった。そうした意味で、記念とすべき歴史的な翻訳書である。
<解題:野尻佳与子(当館学芸員)>

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