巻第1-8・附録 貝原益軒編録
『養生訓』は日常生活の心得を説いたものである。著者の貝原益軒(1630-1714)は江戸時代初期から中期にかけて活躍した儒学者、教育家である。一般の人に健康保持の観点からわかりやすく書かれていて評判であり、多くの人々に読まれた。
巻第一、二 | 総論上下 養生についての目的、必要性、養生を行う心構え |
巻第三、四 | 飲食上下 飲酒・飲酒附煙草、慎色欲 |
巻第五 | 五官(鼻・口・目・耳・皮膚)・二便(大便、小便)の衛生と入浴について |
巻第六 | 病気になった時の心得と医者の選択について |
巻第七 | 薬の服用法 |
巻第八 | 老養、幼育、鍼灸治について |
<解題:伊藤恭子(当館学芸員)>
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