2014年4月23日(水)〜2015年3月31日(火)
平成26年度 企画展 「がん 〜古(いにしえ)から未来へ〜」
高齢化社会を迎え、2人に1人は「がん」に罹患するといわれています。いにしえの時代より「がん」は多くの命を奪ってきた病です。古くはエジプトのパピルスにも治療を試みた記述もみられ、江戸時代には日本人による世界初の全身麻酔によるがん摘出手術が行なわれました。過去から近代までの「がん」との闘いの歴史を紹介し、現代の治療については、「がん」の原因や検査、個別の「がん」の特徴、くすりの仕組みや治療法などさまざまな角度から紹介します。あわせて薬の知識や情報を得るとともに、「がん」にならない健康管理の参考としていただければ幸いです。
<企画の概要>
●主催 | : |
内藤記念くすり博物館 内藤記念科学振興財団 |
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●開催期間 | : |
平成26年4月23日(水)〜平成27年3月31日(火) |
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●開催場所 | : | 内藤記念くすり博物館 展示館2階特設会場 |
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●入場料 | : | 無料 |
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●出版物 | : | 図録『がん〜古から未来へ〜』(A4判 32ページ) |
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●展示の構成 | : | がん治療と薬の日本史・世界史、個別のがんと診断技術、抗がん剤とその仕組み、今後の治療、がんにならないために |
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●主な展示資料 | : | 乳がん手術を行った華岡青洲の肖像画、華岡流手術道具や手術図 ほか |
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●体験コーナー | : | ・がんの病理標本を顕微鏡でのぞく体験 ・バーチャルスライドを見る体験 |
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●講演会 | : | がん啓発の特別講演会を実施する。 |
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<展示マップ>
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がんの歴史 |
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がんについての研究の歴史と江戸時代に乳がん手術を行なった医師や大正時代に人工がんを発生させた山極勝三郎らを紹介。 |
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がんの原因、症状 |
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「がん」の原因や検査、個別のがんの症状を紹介。 |
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がんの特徴、種類 |
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がんにはどのような特徴、種類があるかを紹介。 |
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抗がん剤治療 |
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外科療法、放射線療法の紹介とアルキル化剤、分子標的薬、抗がん性抗生物質、プラチナ製剤など抗がん剤の治療の紹介。 |
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がんの治療の現在と未来 |
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がんの治療や予防、期待される薬などを紹介。 |
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その他体験コーナー |
バーチャルスライド、デジタル顕微鏡でがんを観察する。 |
<本件に関するお問い合わせ先>
内藤記念くすり博物館 
〒501-6195 岐阜県各務原市川島竹早町1
TEL:0586-89-2101 FAX:0586-89-2197
開館時間:9:00〜16:30 *休館日:月曜日、年末年始
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