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ぜんまい式のバネの伸びが荷重に比例する原理を応用した秤です。上部を固定して、下の鉤(かぎ)にはかる物を吊るすと、バネが重力に比例して伸びることで重さを表示する単純な仕組みです。
1770年イギリスのリチャード・サルター社が、最初に売り出しました。誰もが正確にはかることができて、持ち運びにも便利なことから、現在も製造販売されています。
しかし、温度差による誤差の発生、計測者が手元で握る構造、金属疲労によるバネの伸びや錆びなどによる信頼性のなさから、正式な取引用として公認されたのは西洋でも遅く、日本では明治24年の度量衡法では製造することも禁止、明治42年の度量衡法の改正後にようやく認可されました。 |
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