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春がやってきました。博物館近くの桜も見ごろを迎えています。皆さんのところの桜はいかがでしょうか。
昨年7月、猛暑の真っ只中に岐阜に引越し、夏、秋、冬を経験しましたが、初めて迎える春が楽しみです。最初のコラムでご紹介した我が家の愛犬モネ(♀黒ラブ・12歳)も陽気に誘われ、年甲斐もなく外で走り回りたくてしょうがない様子がアリアリです。お蔭様で岐阜での生活にも慣れたようです。
春は、博物館の前庭に広がる薬草園にとってもベストシーズンです。約600種類の薬草、薬木がありますが、オウレン(セリバオウレン)に続き、オキナグサ、スイセン、アブラナ、ローズマリー、カモミールが花を咲かせています。これからは、ヒナゲシなどが花を咲かせ、一年中で最も美しい時期を迎えます。5月16日(土)には、薬草園で恒例の薬草園フェスタが開催され、最高潮に達します。薬草園フェスタは、わが薬草園でボランティアとして活動いただいている「薬草友の会」の皆さんの企画によって開催される一大イベントです。地域の多くの方々がこのイベントにご家族づれで参加され、楽しんでいただいています。私も今年が初参加、今から楽しみです。
博物館の方も5月14日(木)より新しい企画展が始まります。今年の企画展では江戸時代の人々が、からだや養生についてどのように考えていたかを探ります。題して「江戸に学ぶ・からだと養生」です。今の時代にも通じる当時の健康管理について、見やすく分かりやすい展示にすべく現在ラストスパートで作業が進行中です。ご期待ください。
5月には、もうひとつ重要なイベントがあります。5月5日に行う菖蒲湯のショウブ配布(1家族1束無料配布)です。これは、紀元611年に推古天皇が日本で最初に薬狩りを行った記録が日本書紀に書かれており、その日が5月5日であったことから、その日を薬日としてショウブやヨモギを軒先に下げたり、菖蒲湯に入り一年の健康を祈願するようになったことに由来しています。
6月には竹炭細工作り、かんざし(ポプリ風)作り、陶芸教室、7月は夏休み親子教室、ハーブスティック作り、ルバーブジャム作り、シソジュース作り、8月に入ると、児童・生徒のみなさんが対象のわくわく体験などなど楽しいイベントが続きます。
今年のゴールデンウイ−クは大型連休が予想されています。この機会を利用してお好みのミュージアムに足を運ばれてはいかがでしょうか。さあ、レッツゴー!! |
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