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前回のコラムで、不得意だった英語を克服しつつある報告をさせていただきました。その成功要因として、電車通勤に変わって勉強できる時間ができたこと、学生時代よりも明確な目的があったことを書きました。
その2つの理由だったら当てはまる人も多いかと思います。苦手を克服するには、もう少し要因がないと続かないだろうと、ご指摘をいただきました。確かに、他にも励みになったことがありました。
まず成功の要因は、進歩が実感できたことかと思います。全く英語ができない状態でしたので、電車の中で初級の教材を毎日ひたすら聞いていました。1ヵ月もすれば少しは聞き取れるフレーズも増えてきました。「おっ、聞き取れた。」というのが、最初の実感です。つまり最初のレベルが低いほど早く実感できると思います。
少し聞き取れるようになった状況で、英会話教室へ通い始めましたが、レベルチェックで一番下のレベルのクラスになったのは少しショックでした。でも英語を通じて英会話教室の先生やクラスメイトなどから多くの励ましを貰いました。英語の向上を目指している仲間の存在が重要だったと思います。
英会話教室へ通い始めて半年後にTOEIC試験を受けたのですが、その結果が思ったより良かったのです。学生時代以来、点数をつけられる機会はなかったので、成果が数字になるというのは、とても貴重な体験でした。もちろん若い人の進歩に勝てるはずはありませんから、多めの時間をかける必要があります。そして4年半経った今月から、5段階ある一番上のレベルのクラスに移ることになりました。
まだまだ遅くない!それが50歳を迎える私からのメッセージです。
エーザイ株式会社
コーポレートコミュニケーション部
下山信美
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