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桜や新緑の季節には上を向いて歩くの、大好きですが、秋はやっぱり地面を見て歩きたいですね。落ち葉もロマンチックでいいけど、楽しいのはドングリ!
くすり博物館から昼食へ行った帰り道、ポケットから袋を取り出して・・・拾う、拾う。まるいの、大きいの、ちいさいの、細いの・・・ドングリの背比べ、っていう言葉があるけど、ひとつひとつ皆違うんですね。割れたり虫食いのもの以外のつやつやしたドングリを探して拾っていると、すぐに時間がたってしまいます。
戻ったら、虫防止のため、ドングリ専用鍋(ひとつ買いました!)で茹でて芯まで熱を通します。乾かしたら錐で穴をあけて、爪楊枝を刺せばドングリ独楽の出来上り。工作用の不透明マジックで縞模様や格子柄、水玉模様やギザギザ模様、とカラフルに色をつければ、回したときにとってもキレイな独楽ができます。
くすり博物館のロビーのテーブルにいくつか置いておくのですが、いつのまにか誰かが持って帰ってしまうので、目下次から次へと制作することになってしまっています。
それはともかく、独楽を回した時の色がこんなにキレイなものだなんて、作る前は思いもしませんでした。回るときに残像の加減で色が混ざって見えるのですが、塗り方がちょっと違うだけで、混ざり具合が違ってくるんですね。万華鏡が1回振ったら二度と同じ柄が見えないように、ドングリの独楽も回る一瞬一瞬が違う色に見えて・・・見飽きないです。
「ドングリなんて、こどものおもちゃじゃん」なんて思っていませんか? ・・・これはねー、始めたらきっと大人の方がはまると思います。ぜひ下を向いて歩いてみてください。
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