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木々の深緑が美しい季節になってきました。「薬草園の見頃はいつですか?」とよく聞かれます。色とりどりの花を見たい方は今が最高ですよ。薬木の木陰もとってもさわやかです。
さて五月も去り、梅雨の季節になると、お休みが雨降りってことも多いですよね。雨降りの日、皆さんはどのようにお過ごしですか?私は子どもの頃から絵をかいたり、見たりするのが大好き。今でも時間があると、ふらっと美術館やギャラリーや博物館へ出かけるんですよ。お気に入りのところへは何度も行っています。
先日も、近くに行くチャンスがあったので、何年も前から一度は行ってみたいなーと思っていたある美術館へ出かけました。街には人があふれているなと思いながら、地下鉄をおりて歩いて行くと、都内の閑静な住宅街の一角に、その建物がひっそりと建っていました。門をくぐりぬけると、大きな庭園がありました。そして、重厚な建物の中にはいると何ともいえない静けさが。静かではあるけれども、展示物をじっとみいっている多くの来館者の熱気があふれ、人々の真剣なまなざしに圧倒されました。ここは、私立の美術館ですが、歴史が古く、いろいろな催し物もあり、リピーターが多い館として知られています。全国には公立の美術館や博物館だけでなく、企業や個人の博物館や美術館などもたくさんあります。
こういう所に出かけると、自分が生まれる何百年も前の作品を前にして、なんとも神秘的な気持ちになれたり、今まで見たことがなかった絵に出逢えたり、現実とは違った世界に浸れるような気がします。帰りには、ミュージアムショップで収蔵品の載っている図録やその他いろいろなミュージアムグッズを求めることもできますし・・・。ゆっくりお茶を飲みながらくつろげるスペースが併設されているところも、最近は多いみたい。鑑賞後に友人とおしゃべりをして気分はとってもリフレッシュできます。
皆さんも美術館や博物館をのぞいて見てくださいね。同じように見えても、裏で働く学芸員が違うように、館それぞれ個性があって、きっと新しい発見がありますよ。
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