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 | ![身近な生活にある薬用植物 [特別寄稿] 企業経営と健康](../../../images/museum/herb/familiar/indexmanage.gif) |  |
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 | 「健康と美容」は永遠の願望です。昨今も、自然食品、サプリメント、ダイエット等がブームになっているようです。ハーブを使ったアロマセラピーもそのひとつ。今や日本の8割の家庭に入ったインターネットのデータを少し調べてみると、「健康」についてインターネットで調べている人は一日に1,000人もいます。「美容」、「健康食品」、「サプリメント」、「ハーブ」等についても、それぞれ、毎日800〜1,000人の方が調べています。
しかし、消費者が、いざ欲しい情報を探そうと思うと、「健康」で2,100万ページ、「美容」で540万ページもの情報が見つかります。もう少し絞って、「健康食品」を調べても110万ページ、「サプリメント」で160万ページ、「ハーブ」で90万ページもの情報があるのです。とても全部は見切れないし、一体、どれが欲しい情報なのかも悩むところです。
一方、例えば、健康食品メーカーは、沢山の人に自社のホームページを見てもらい、自慢の商品に関心をもってもらいたいと思っているでしょうから、他社よりも気に入られるホームページを作ろうとします。というわけで、同じ考えを持つ同業者と、インターネット上で、ちょっとした競争が起きていきます。
これは、健康食品メーカーに限った話ではなく、多くの業種で同じ競争が起きています。
果たして、多くのページがある中、消費者の心を掴む企業はどこなのでしょうか?
企業のホームページに立ち寄った消費者は、無意識のうちに、それが良いホームページなのかどうかを感じとっています。「優しい」「信用できる」「親切」「分かり易い」と思って頂ければ、それがそのまま、企業に対する印象になり、ホームページのファンになってくれるはずです。そして、その消費者の気持ちを左右しているのは、そのコンテンツを作っている社員や、メールを返信している社員の消費者を思う気持ちなのだと思います。利用者の気持ちを大切にして、一人一人のお問合せに親切に対応している企業が、先の競争に結果的に勝利しているような気がします。
「我が社のホームページをもっと売上に貢献させるためにどうすればよいのか!」といった議論に終始している企業よりも、「お客様からのメールにどう答えようか?」と議論している企業の方が、消費者のことを考えている分、人気が出るのは自然の成り行きです。そして、これは実は、ホームページの話だけではなく、多くの場合、企業の風土や経営そのものを表しています。ホームページは企業の顔と言われる所以ですね。
記事:NRI ウェブランディア株式会社
代表取締役社長 白鳥 陽裕 (2004年2月)
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