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念願かなって内藤記念くすり博物館に足を運びました。
この日は、近くの中学生の皆さんが見学に来ていて、博物館も薬用植物園も大変な賑わいでした。青い空、輝く太陽のもと、ジャージを着た中学生が、美しい花々の咲いた薬用植物園を走り回っている姿はほほえましいものがありました。最近は、体験学習ということでご来館いただいている学校も多いそうです。私が子供の時には、くすりに関する博物館などに行く機会などありませんでしたから、たくさんのお子さんや学生の方に見てもらえると嬉しいですね。
さて、私が「くすり博物館」へ行った理由は、博物館のホームページをどのように発展させていくかの検討でした。が、もう一つの目的に、博物館担当ながら未経験だった「薬膳弁当」を食す、というものがありました。かなり重要な目的です。
館長とのミーティングの後、くすり博物館からちょっと離れたエーザイ(株)川島工園の厚生センターに行きました。建物や設備はとてもシンプルなものですが、最近内装をリニューアルし、壁もきれいで、トイレも車椅子&小さなお子様がいる方向けに「オムツ替え台有り」のコーナーが新設されていました。子供のいる私にとっても嬉しい仕様です。
薬膳弁当は、エーザイのネットワーク企業である株式会社サンプラネットが行っている事業で、1998年よりスタートしました。昨年追加された「薬膳カレー」を含め「もえぎ」「あかね」「むらさき」「やまぶき」の5つのメニューがあります。今回は「むらさき」と「薬膳カレー」にチャレンジしました。
「薬膳」と聞いて、食べにくいかなと思っていたら、薬草が主張しすぎず上手に使われていて、普通の人でも食べやすい味付けになっており、大満足でした。
カレーも、写真を見る限りでは普通のカレーに「松の実」と「枸杞子(くこし)」がのっているだけのようですが、実は、ルーにも棗(なつめ)、白蓮子(びゃくれんし)、肉じゅ蓉(にくじゅよう)が煮込んであり、博物館のホームページを作ってくださっている協力会社様のE氏も大絶賛する、とても深い味わいでした。
くすり博物館に行くときは、是非、この薬膳弁当もお試しください。
薬膳に関心があるお客様には、使用されている薬草の説明をしてもらえますので、ご予約の時にリクエストしてみてください。
※永らくご愛顧賜りました薬膳弁当のご提供は、2014年8月31日をもって休止させて頂きました。
記事:エーザイ株式会社コーポレートコミュニケーション部
谷田部 裕美子 (2004年6月)
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