エーザイ株式会社

地域のみんなで、楽しく
脳の健康チェック。

 明るい笑顔を見せる人もいれば、本気で悔しがる人もいる。まるでゲームを楽しんでいるような光景は、兵庫県三田市で開催されている「タッチde脳の健康チェック」のひとコマです。

 三田市は2023年に「三田市認知症の人と共に生き支え合うまちづくり条例」を制定して以来、様々な認知症に関する取り組みが行われ、「タッチde脳の健康チェック」は今年で5年目を迎えます。以前から、専門医による「もの忘れ相談」が開催されていましたが、認知症の早期発見につながりにくい課題がありました。三田市役所・健康福祉部の池田聡美さんは「『私はまだ大丈夫』と思っている方も多く、もの忘れ相談を利用する心理的なハードルが高かったのではないか」と振り返ります。そこで、誰もが気軽に参加できるよう、ゲーム感覚で脳の健康度チェックができるエーザイのデジタルツール「のうKNOW*」を導入したのだそう。

 チェック結果を参考に、希望者はスムーズに医療機関へ相談できる仕組みも整えており、「参加者の満足度は高く、翌年のリピート率も非常に高い」と池田さんは言います。現在は市の総合福祉保健センターでの開催にとどまらず、ショッピングモールや地域のお祭りにも出向いて「出張!タッチde脳の健康チェック」を開催し、市民が「タッチde脳の健康チェック」を知る機会を増やしています。エーザイで自治体との取り組みを担当する渡辺健一郎は「認知機能低下の兆しに気づくきっかけと、医療への導線を、地域ぐるみで用意していくことが大切」と強調します。

 「より多くの方に関心を持ってもらえるように、必要とされるところに事業を広げていきたい」と語る池田さん。その言葉には、街全体で認知症に備えるという新たな挑戦への決意がにじんでいました。

 三田市では「タッチde脳の健康チェック」が、市民の新しい当たり前になろうとしています。

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    「のうKNOW」は疾病の予防や診断ではなく、健康意識の向上を目的としています。

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