ペン画制作 逸見 誠三郎(内藤記念くすり博物館植物画講座講師)
    内藤記念くすり博物館植物画講座受講生
写真撮影 笠井 正義
参考文献
 
逸見 誠三郎 (へんみ せいざぶろう)
 
略歴  
 
大正13年 広島に生まれる
昭和18年 日本大学専門部 園芸・薬草専攻 卒業
昭和18年 日本生薬統制株式会社 勤務
昭和23年 厚生省 国立衛生試験所 勤務
昭和38年 北海道・薬用植物栽培試験場 栽培管理室長
昭和47年 エーザイ株式会社・川島工園 内藤記念くすり博物館附属薬用植物園 勤務
植物園の開設および温室の設置を担当
昭和53年 エーザイ株式会社・P.T.Eisai INDONESIA 駐在
昭和56年 エーザイ株式会社・P.T.Eisai INDONESIA 試験農園長
昭和63年 内藤記念くすり博物館附属薬用植物園 勤務
植物画講座を開始、講師を務める
平成元年 内藤記念くすり博物館附属薬用植物園 園長
平成3年 内藤記念くすり博物館附属薬用植物園 アドバイザー
 
賞罰 日本生薬学会功労賞 受賞
代表的著書   『薬用植物に親しむためのハンドブック』 1〜3 (著・挿画)
『薬用植物画集』 (田畑一作/画・逸見誠三郎/解説とカット)
 
 
植物画講座について(講座は終了しました)
 
 内藤記念くすり博物館では、より一層薬草に親しんでもらうために、薬草を観察して、ペンを使って精密な絵を描く講座を開講しました。1988年度(昭和63年度)は一時的なイベントとして企画されましたが、継続のご希望が多く、現在のように定例の講座となりました。
 現在では、月に1回内藤記念くすり博物館において、第3土曜・日曜に講座を開催しています。受講生は、電話で参加日を予約した上で、9:30−14:30の間に講座に参加します。この時間中は入室・退室は自由。講座は、全員で同一のカリキュラムではなく、個々の生徒が自由に題材を選び、個人個人で講師に指導を受けます。型にはまった時間・指導方法でないことが、受講生の皆さまには好評のようです。また、講師・逸見誠三郎が薬草の専門家であるため、正確さが求められる絵を基本としています。ペンを使って描いた絵に点描で陰影をつけていくのは根気のいる作業ですが、今まで知らなかった植物の特徴をみつけたり、それを作品に描き込んだりするのは、始めてみると楽しいものです。
 
 
笠井 正義 (かさい まさよし)
 
昭和16年3月6日 香川県生まれ 岐阜県各務原市在住
 
 平成13年にエーザイ株式会社を定年退職した後、内藤記念くすり博物館の展示室内の解説ガイドボランティアとして活躍中。デジタルカメラにて、内藤記念くすり博物館附属薬用植物園内の春夏秋冬の植物撮影を、退職する2年前から開始。
 自ら撮影した植物の写真と、各務原市近郊(岐阜県)などで散策して集めた情報を掲載したホームページ『かかみ野遊歩と薬用植物』を平成12年より開設。
 趣味は、散歩(登山)、写真、テニス、ゴルフ、囲碁、畑、ハーモニカ、スキー等々。
 
 
参考文献
 
園芸大辞典    佐藤公一他    養賢堂
図説熱帯植物集成   コ−ナ−、渡辺   広川書店
世界有用植物事典   堀田 満 他   平凡社
原色日本植物図鑑 草本   北村四郎 他   保育社
原色日本植物図鑑 木本   北村四郎 他   保育社
原色日本帰化植物図鑑   長田武正   保育社
原色版日本薬用植物事典   伊沢凡人   誠文堂新光社
日本の野生植物 草本   佐竹義輔 他   平凡社
日本の野生植物 木本   佐竹義輔 他   平凡社
日本植物誌   大井次三郎   至文堂
牧野日本植物図鑑   牧野富太郎   北隆館
薬草カラ−図鑑   小林正夫   講談社
薬草カラ−大図鑑   伊沢一男   主婦の友社
薬用植物大事典   刈米達夫 他   広川書店
和漢薬考   小泉栄次郎   南江堂
和漢薬用植物   刈米達夫 他   広川書店
中葯大辞典   江蘇新医学院編   上海科学技術出版社
中国高等植物図鑑   中国科学院植物研究所    
MEDICINAL HERB INDEX ININDONESIA   P.T.Eisai Indonesia
The New York Botanical Garden Illustrated Encyclopedia of Hourticulture
    Everett T.H., New York
 
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