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ニュースリリース

2013年6月17日

英国ハットフィールド工場にグローバルに向けた包装施設拡大のための新たな投資を決定

 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、英国の生産子会社であるエーザイ・マニュファクチャリング・リミテッド(所在地:英国ハートフォードシャー)が保有するハットフィールド工場に、新製品群の上市を見据えた包装施設(以下、「新施設」)を増設するための設備投資を行うことを決定しましたので、お知らせします。

 ハットフィールド工場は、抗てんかん剤「Fycompa®」をはじめとする新製品のグローバルに向けた供給、また少量かつ多言語に対応した多種包装が求められる欧州各国向けの製品の生産・包装拠点としての役割を担っています。新施設は、現在稼動中の施設(延床面積:約7,800m2)と隣接する形で増設され、その延床面積は約2,900m2となります。新施設では開発中の抗がん剤「レンバチニブ(一般名)」の包装を予定しているため、英国医薬品医療製品規制庁の定めるガイドラインに従い、高活性化合物を扱うための包装スペース(延床面積約400m2)を設けます。工期は、2013年9月に着工、2014年中頃までに竣工し、2014年9月の稼動を予定しています。また、今回の施設拡張に伴う総投資額は約8百万ポンド、今後5~7年間で40人程度の要員の新規採用を計画しています。

 今回の投資決定に対し、英国ビジネス・イノベーション技能省デービッド・ウィレッツ高等教育・科学担当大臣は、「エーザイのハットフィールドにおける追加投資は、英国政府がライフサイエンスに対して最適な環境を継続的に整備してきた結果であり、大変嬉しく思っています。今回の投資によってハットフィールド工場の生産能力は更に向上し、高度な技術者の雇用促進に貢献するでしょう。」と述べ、歓迎しています。

 また、当社の内藤晴夫社長は、「英国は高度な製造技術において国際競争力を有しており、グローバルな包装拠点として最適な場所であると判断し、ハットフィールド工場への新たな投資を決定しました。このたびの包装施設の拡張により、当工場がグローバル供給拠点のひとつとして重要な役割を担うことを期待しています。」と述べています。

 当社は2009年に、英国ハートフォードシャー・ハットフィールドに、欧州地域における事業の拡大をはかる目的で、探索研究、臨床研究、生産、マーケティング、欧州事業統括の各機能が集約された欧州ナレッジセンター(EKC)を設立しました。現在は、欧州、中東、アフリカ(EMEA)を統括するリージョナル・ヘッドクォーターとして、その役割はさらに重要になっています。今回の投資により、当社はハットフィールド工場の生産機能を強化し、高品質の製品を確実に患者様にお届けすることで、EMEAリージョンでのプレゼンスを高めるとともに、グローバルな患者様貢献を果たしてまいります。

以上

[参考資料として、ハットフィールド工場の概要について添付しています]

<参考資料>

1. ハットフィールド工場の概要
1) 所在地:European Knowledge Centre, Mosquito Way, Hatfield, Hertfordshire, AL10 9SN, U.K.
2) 工場稼動:2009年8月
3) 主な生産品目
  • 製剤製造:「Fycompa®」、「アリセプト®」
  • 一次包装:「Fycompa®」、「Zonegran®」、「Zebinix®」、「Inovelon®」、「アリセプト®」、「パリエット®」
  • 二次包装:「Halaven®」、「Inovelon®」(懸濁剤)
4) 延床面積:約7,800m2(約2,400坪)