第49回米国臨床腫瘍学会年次総会でエーザイのがん領域の開発品・製品に関する最新試験データを発表

エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、2013年5月31日から6月4日まで米国シカゴで開催される「第49回米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology:ASCO)年次総会」において、当社が創製したハラヴェン®(一般名:エリブリンメシル酸塩、非タキサン系微小管ダイナミクス阻害剤)およびレンバチニブ(一般名、VEGF受容体チロシンキナーゼ阻害剤/マルチキナーゼ阻害剤)に関する最新試験データを発表しますので、お知らせします。

今回のASCOでは、局所進行・転移性乳がんの患者様1,102人を対象として実施した、エリブリンとカペシタビンとの比較対照試験(301試験)の層別解析ならびにQOL(クオリティー・オブ・ライフ)の検討結果、また、レンバチニブの子宮内膜がんならびにメラノーマの患者様を対象とした臨床第Ⅱ相試験の結果に関する発表が予定されています。

当社は、がん関連領域を重要なフランチャイズ領域と位置づけており、最先端のがん研究から革新的な創薬を行い、がん患者様とそのご家族、さらには医療従事者の多様なニーズの充足とベネフィット向上に、より一層貢献してまいります。

■本年のASCO年次総会で採択された当社開発品・製品に関連する主な発表

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製品・化合物 発表演題・予定日時(現地時間)

エリブリンメシル酸塩
(ハラヴェン®)

抄録番号:1049

アントラサイクリン系およびタキサン系抗がん剤による前治療歴を有する
局所進行・転移性乳がん患者を対象とした非盲検、無作為化による
エリブリンメシル酸塩とカペシタビンの並行群間比較第Ⅲ相試験の層別解析
ポスター発表:6月1日(土) 13:15-17:00

エリブリンメシル酸塩
(ハラヴェン®)

抄録番号:1050

エリブリンメシル酸塩とカペシタビンによるアントラサイクリン系および
タキサン系抗がん剤による前治療歴を有する局所進行・転移性乳がん患者のQOL:
無作為化、非盲検第Ⅲ相試験
ポスター発表:6月1日(土) 13:15-17:00

エリブリンメシル酸塩
(ハラヴェン®)

抄録番号:1055

客観的腫瘍縮小効果における内容的妥当性(content validity)とQOL

ポスター発表:6月1日(土) 13:15-17:00

エリブリンメシル酸塩
(ハラヴェン®)

抄録番号:563

閉経後のエストロゲン受容体陽性早期乳がん患者を対象とした
エリブリンメシル酸塩とカペシタビンの併用療法:
多施設共同、単一群第Ⅱ相試験
ポスター発表:6月1日(土) 13:15-17:00

レンバチニブ
(E7080)

抄録番号:5520

進行・再発子宮内膜がん患者を対象としたレンバチニブの第Ⅱ相試験:
臨床結果の予測マーカーとしてのアンジオポエチン-2

ポスター発表・討論:6月2日(日) 08:00-12:00(発表)・11:30-12:30(討論)

レンバチニブ
(E7080)

抄録番号:5591

進行子宮内膜がん患者を対象としたレンバチニブの第Ⅱ相試験における
血漿バイオマーカーと腫瘍の遺伝子変化に関する解析
ポスター発表:6月3日(月) 08:00-11:45

レンバチニブ
(E7080)

抄録番号:9026

BRAF野生型の進行メラノーマ患者を対象とした
マルチキナーゼ阻害剤レンバチニブの第Ⅱ相試験

ポスター発表・討論:6月3日(月) 08:00-12:00(発表)・11:30-12:30(討論)

レンバチニブ
(E7080)

抄録番号:9058

BRAF野生型の進行メラノーマ患者を対象としたレンバチニブの
第Ⅱ相試験における血清バイオマーカーと腫瘍の遺伝子変化に関する解析

ポスター発表:6月1日(土) 08:00-11:45

レンバチニブ
(E7080)

抄録番号:9027

ステージIVメラノーマ患者を対象とした1次療法としての
レンバチニブとダカルバジンの併用とダカルバジン単独療法

ポスター発表・討論:6月3日(月) 08:00-12:00(発表)・11:30-12:30(討論)

以上