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ニュースリリース

(2010年2月24日) 印刷用(PDF 39KB)

フィリピンにおいて慢性B型肝炎治療剤「REVOVIR®」の販売を開始


 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)のフィリピン販売子会社、ハイ・エーザイ・ファーマシューティカル・インク(本社:Makati City、社長:Lourdes Magno)は、このたびフィリピンにおいて、慢性B型肝炎治療剤「REVOVIR® 30mgカプセル」(一般名:クレブジン)の販売を開始しました。

 「REVOVIR®」は、ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(NRTI: Nucleoside Reverse Transcriptase Inhibitor)と呼ばれる抗ウイルス剤で、ウイルスが増殖するのに必要なDNAポリメラーゼを阻害することにより抗B型肝炎ウイルス作用を示します。本剤は、1日1回の投与で、慢性B型肝炎により肝機能が低下した患者様のB型肝炎DNA量を低下させるとともにALT(alanine aminotransferase:アラニンアミノ基転移酵素)を正常化させることが臨床試験で確認されています。

 本剤は、「B型肝炎ウイルスの増殖を伴い血清アミノトランスフェラーゼ上昇が確認された慢性B型肝炎(HBe抗原陽性もしくは陰性)におけるB型肝炎ウイルスの増殖抑制」を効能・効果として、2009年2月にフィリピンにおいて承認を取得しました。

 フィリピンにおける慢性B型肝炎の患者数は約170万人と推定されています。しかし、疾患認知度の低さや経済的事情などから診断や治療を受けることができない、あるいは治療継続が困難な患者様が非常に多くいらっしゃいます。当社は、ヒューマン・ヘルスケア(hhc)企業として、一人でも多くのこのような患者様にも本剤をお届けするために、affordable prices(一般の患者様でも入手可能な価格)で本剤を提供し、フィリピンにおけるB型肝炎患者様の治療に貢献してまいります。

 当社は、韓国のブグァン製薬株式会社より、アジア8カ国におけるクレブジンの独占的開発・販売・製造権を取得し、フィリピン以外の国でも開発を進めています。中国では第3相試験を開始し、インド、インドネシア、マレーシア、タイでは承認申請を行いました。

 当社は、アジア諸国において肝疾患領域に注力し、クレブジン以外にも、肝臓疾患用剤・アレルギー用薬「強力ネオミノファーゲンシー®」「グリチロン®錠」、分岐鎖アミノ酸製剤「リーバクト®顆粒」の開発・販売を手がけています。今後も引き続き、アジアにおける肝疾患の患者様のベネフィット向上に、より一層貢献してまいります。
以上


[参考資料として当社フィリピン販売子会社および製品の概要等を添付しております]


<参考資料>


■ハイ・エーザイ・ファーマシューティカル・インクについて
会社名HI-Eisai Pharmaceutical Inc.
所在地Makati City(フィリピン)
設立1974年7月
資本金56,250千フィリピンペソ(2009年12月末日現在)
事業内容医薬品の製造・販売
社長Lourdes Magno

■「REVOVIR®」について
製品名Revovir®
一般名clevudine(クレブジン)
剤形カプセル剤(30mg)
効能・効果B型肝炎ウイルスの増殖を伴い血清アミノトランスフェラーゼ上昇が確認された慢性B型肝炎(HBe抗原陽性もしくは陰性)におけるB型肝炎ウイルスの増殖抑制
用法・用量通常、成人には、クレブジンとして30mg(1カプセル)を1日1回、経口投与する


■エーザイがクレブジンの権利を保有している8カ国
 インド、インドネシア、シンガポール、タイ、中国、フィリピン、ベトナム、マレーシア