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ニュースリリース

(2009年9月29日) 印刷用(PDF 164KB)

過活動膀胱治療剤「ウリトス®錠」に関する
中国・アセアン諸国・インド・スリランカにおけるライセンス契約締結について

株式会社キョーリン
エーザイ株式会社

 株式会社キョーリンの子会社である杏林製薬株式会社(本社:東京都、社長:平井敬二、以下「杏林製薬」)とエーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫、以下「エーザイ」)は、このたび、杏林製薬が創製した過活動膀胱治療剤「ウリトス®錠」(一般名:イミダフェナシン、以下「本剤」)に関するライセンス契約を締結しました。
 今回の契約締結により、杏林製薬はエーザイに対し、中国・アセアン諸国・インド・スリランカにおける本剤の独占的開発権および販売権を供与することになります。

 過活動膀胱(OAB;Overactive Bladder)は、蓄尿障害を示唆する症状症候群で、尿意切迫感を主症状とし、通常これに頻尿や夜間頻尿を伴い、場合によっては切迫性尿失禁を伴います。トイレの不安のために外出を控えたり、夜間の睡眠が十分取れなかったりと日々の行動が制限され、患者さんのQOLが著しく低下してしまうことがOABの大きな問題となっています。
 過活動膀胱の治療には、主にムスカリン受容体に対して拮抗作用を示す抗コリン剤が有用とされています。しかし、同時に薬理作用に随伴する口渇(口内乾燥)等の副作用のため、継続した服用が制限されることもあります。
 本剤はムスカリン受容体サブタイプのM3およびM1に対して選択的な拮抗作用を示す新規の抗コリン剤であり、過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿および切迫性尿失禁を改善します。また、本剤は膀胱選択性が高く口渇が少ない薬剤であり、過活動膀胱の患者さんのQOL向上に貢献できるものと期待しております。日本では2007年6月より販売されています。

 杏林製薬は、日本国内での早期市場浸透を図りOABの患者さんのQOL向上に貢献する一方、このたびの契約によりエーザイと提携し上記地域での当社創製品の普及を図り、グローバルな事業展開を推進してまいります。

 エーザイは、今回の契約対象地域において、各国市場の多様なニーズの把握・充足に努めています。エーザイは、地域特性に合致した戦略的な製品ラインナップの拡充を今後も積極的に推進してまいります。

 今回の契約により、杏林製薬とエーザイは、アジアにおけるOABの諸症状に苦しむ患者さんのQOLの改善とベネフィットの向上に、より一層貢献できるものと期待しています。

 なお、今回の契約締結による2010年3月期の連結業績予測に与える影響は軽微です。
以上


本件に関する問い合わせ先
株式会社キョーリン
経営企画部
TEL 03-3293-3414
エーザイ株式会社
PR部
TEL 03-3817-5120