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ニュースリリース

(2008年5月1日) 印刷用(PDF 158KB)

英国NICEの認知症治療薬使用を制限するガイダンスの
策定プロセスに関する控訴審において勝訴


 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)の英国子会社エーザイ・リミテッド(本社:ロンドン、社長:ニック・バーゲン)は、英国立医療技術評価機構(The National Institute for Health and Clinical Excellence、以下、NICE)が、新規に軽度アルツハイマー病と診断された患者様への認知症治療薬の使用を制限するガイダンスを策定したプロセスは、手続き上の公正性を欠いているとして英国控訴院に控訴していましたが、英国控訴院は本日、エーザイの主張を認める判決を下しました。

 NICEの現ガイダンスは、軽度アルツハイマー病患者様への治療薬の使用を実質的に禁止しておりますが、英国控訴院はこの判決で、手続き上の公正性を維持するため、NICEはアルツハイマー病の治療ガイダンスを策定する根拠とした費用対効果の算出に用いたモデルを検証可能な状態で開示することが必要であると判断しました。英国控訴院は、NICEが検証可能なモデルの開示を拒否したことにより、モデルの信頼性の確認を著しく困難にしているとも判断しています。

 当社は、この費用対効果の算出モデルを評価し、そこで得られた新たな知見を提供するなどNICEと協働して、英国においてすべての軽度および中等度アルツハイマー病患者様に治療薬を使用可能となるよう全力を尽くしてまいります。
以上