ニュースリリース
「ルミパルス®」シリーズ用の間質性肺炎診断補助マーカー KL-6測定試薬を新発売 エーザイ株式会社
三光純薬株式会社 富士レビオ株式会社 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)の診断薬事業子会社である三光純薬株式会社(本社:東京都、社長:神保正男)は、富士レビオ株式会社(本社:東京都、社長:鈴木博正)の全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス®」シリーズで測定可能な、間質性肺炎診断補助マーカー KL-6測定試薬「ルミパルス® KL-6 エーザイ」「ルミパルスプレスト® KL-6 エーザイ」を、3月17日に新発売します。
KL-6は、間質性肺炎に特異性の高い血清マーカーです。現在、三光純薬では、KL-6測定試薬として「エイテスト® KL-6」(サンドイッチ型酵素免疫測定法)、「ピコルミ® KL-6」(電気化学発光免疫測定法)を販売しています。富士レビオは、全自動化学発光酵素免疫測定システムとして「ルミパルス®f(フォルテ)」、「ルミパルス®S」、「ルミパルス® Presto®Ⅱ」を販売しており、現在、医療現場では、1,000台を超える「ルミパルス®」シリーズが使用されています。今回「ルミパルス®」シリーズに対応したKL-6測定試薬を販売することにより、間質性肺炎に対する診断補助の利便性をより高めることができると考えています。 本試薬は、2006年10月19日に締結した、エーザイ、三光純薬、富士レビオの3社による共同研究開発契約書に基づき、共同開発を行い、製造販売認証を取得しました。販売にあたっては、富士レビオが製造を行い、三光純薬が販売し、エーザイは販売支援を行います。 間質性肺炎の代表的な疾患に、特発性間質性肺炎や薬剤性肺炎があります。近年、薬剤性肺炎は報告症例が増加しており、その重要性と社会的関心が高まっています。エーザイ、三光純薬、富士レビオは、本試薬を通して、間質性肺炎における患者様のベネフィット向上に貢献してまいります。 以上
[参考資料として、主な製品概要と用語解説を添付しています]
<参考資料> ■主な製品概要
※別売品
■用語解説 1.全自動化学発光酵素免疫測定システム 化学発光基質を用いた酵素免疫測定法(CLEIA:chemiluminescent enzyme immunoassay)で、その測定システムを全自動化したものです。酵素を使用した化学発光法により検体中の微量物質を測定します。 2.間質性肺炎 肺は、酸素を取り込む肺胞という小さな組織が多数集まってブドウの房のような形をしています。この肺胞に炎症が生じると肺炎になりますが、肺炎は炎症の場所によって2つに大別されます。肺胞の壁(間質)に炎症を起こすものが間質性肺炎、気管支から肺胞に至る空気の通り道に炎症が起きるのが肺胞性肺炎(一般的な肺炎)です。この2つの肺炎は治療方法が異なるため鑑別が必要です。 3.KL-6 (シアル化糖鎖抗原) 肺胞の壁(間質)を構成する肺胞Ⅱ型上皮細胞という細胞の上にKL-6は存在します。間質性肺炎になるとこの肺胞Ⅱ型上皮細胞が過剰に形成され、KL-6の濃度も上昇します。肺胞内のKL-6は血中に滲出してきますので、血液中のKL-6濃度を測定することで間質性肺炎の診断に貢献します。 以上
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