ここから本文です

ニュースリリース

(2007年3月1日) 印刷用(PDF 30KB)

関節リウマチ治療剤「HUMIRA(R)」の台湾・韓国における販売スキームを変更


 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は2月28日、当社がアボット バイオテクノロジー リミティッド(本社:バミューダ、社長:トーマス・シー・フレイマン)と共同開発・販売に関する基本契約を締結している関節リウマチ治療剤「HUMIRA®(ヒュミラ)」(一般名:アダリムマブ、ヒト抗ヒトTNFαモノクローナル抗体)に関し、台湾・韓国における販売スキームについての契約内容の変更を行いました。
 変更後の販売は、台湾・韓国の当社現地子会社が販売元としてアボット社現地子会社より製品を購入し、当社とアボット社がそれぞれの子会社を通じて、「HUMIRA®」の製品名による共同販促を行う1ブランド1チャネル2プロモーション方式の販売スキームとなります。売上高はすべて当社現地子会社に計上されます。

 本剤はドイツ・クノール社(Knoll AG、2001年にアボット社が買収)が創製した抗体医薬品です。当社は本剤に関し、クノール社と日本・台湾・韓国での共同開発・販売に関する基本契約を1999年6月に締結しました。当初の契約における台湾・韓国での販売スキームは、両社が別々の製品名で販売する2ブランド2チャネル2プロモーション方式となっていました。

 本剤は、台湾では関節リウマチおよび乾癬性関節炎、韓国では関節リウマチ、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎の適応症ですでに承認を取得しており、両国で2007年4月をめどに販売を開始する予定です。なお、本剤の欧米での販売はアボット社が行っています。

 当社は、台湾および韓国における本剤の販売を通し、両国における多くの関節リウマチの患者様に本剤をお届けすることにより、患者様とそのご家族のベネフィット向上に貢献してまいります。
以上



[参考資料として製品概要および用語解説を添付しています]



<参考資料>
1.「HUMIRA®」製品概要
①一般名
 アダリムマブ

②適応症
 台湾:関節リウマチ、乾癬性関節炎
 韓国:関節リウマチ、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎

③用法・用量
 アダリムマブとして、通常成人1回40mgを2週間に1回皮下注射する

2.用語解説
○TNFα
 TNF(腫瘍壊死因子:Tumor Necrosis Factor)とは、腫瘍細胞に対する傷害活性を有する因子として発見された細胞間相互作用を媒介する因子(サイトカイン)の一つです。
 TNFαはマクロファージ、リンパ球、血管内皮細胞など種々の細胞によって産生され、炎症反応を惹き起こしたり、増強したり、炎症細胞を活性化したりします。

○モノクローナル抗体
 単一株(モノクローン)の抗体産生細胞から得られた抗体で、アミノ酸配列等の構造が均一である抗体です。モノクローナル抗体は人工的に大量生産が可能で、免疫学においては不可欠である抗体です。