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ニュースリリース

(2007年1月30日) 印刷用(PDF 50KB)

プロトンポンプ阻害型抗潰瘍剤「パリエット(R)錠10mg」
日本でヘリコバクター・ピロリ除菌療法に係る新効能・新用量の承認を取得


 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、プロトンポンプ阻害型抗潰瘍剤「パリエット®錠10mg」(一般名:ラベプラゾールナトリウム)について、日本でのアモキシシリン、クラリスロマイシンとの併用による胃・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリの除菌療法に係る新効能・新用量の承認を取得しました。

 ヘリコバクター・ピロリは、ヒトの胃内に存在する細菌のひとつであり、消化性潰瘍の発症に深く関与していることが明らかになっています。ヘリコバクター・ピロリの除菌療法は、消化性潰瘍の再発予防に有効であり、除菌後には消化性潰瘍の再発率が著明に低下することから、患者様にとって大きなメリットがあります。本剤は、欧米ですでに本効能を取得しています。

 本剤は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などに関して、効果発現時間の速さと確実な酸分泌抑制作用を示すことが臨床で確認されています。1997年に日本、1998年に欧州で発売し、米国では「ACIPHEX ®(アシフェックス)」の商品名で1999年に販売を開始しました。現在、世界79カ国で販売されています。

 当社は、今回の承認取得により「パリエット®」の臨床的価値を高めることで、日本における消化性潰瘍の患者様のQOL向上を目指し、酸関連疾患の治療に一層の貢献をしてまいります。
以上



[参考資料として、承認内容、併用対象となる抗生剤の製品名を添付しております]



<参考資料>

1. 承認内容
  1)  製品名
パリエット®錠10mg
  2)  追加された効能・効果、用法・用量
   【効能・効果】
胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
   【用法・用量】
胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリンとして1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。

2. ヘリコバクター・ピロリ除菌療法においてパリエット®錠10mgと併用できる抗生剤
  1)  アモキシシリン
・パセトシン®カプセル、パセトシン®細粒、パセトシン®錠250
  (製造販売元(輸入元):協和発酵工業株式会社)
・アモペニキシン®カプセル250
  (製造販売:ニプロファーマ株式会社)
・サワシリン®カプセル、サワシリン®細粒、サワシリン®錠250
  (製造販売:アステラス製薬株式会社)

  2)  クラリスロマイシン
・クラリス®錠200
  (製造販売:大正製薬株式会社、発売:大正富山医薬品株式会社)
・クラリシッド®錠200mg
  (製造販売:アボット ジャパン株式会社)


3. 関連情報
米国でも、ヘリコバクター・ピロリ除菌療法に関して、本剤(米国製品名:アシフェックス)の7日間投与による除菌療法が認められています。