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ニュースリリース

(2003年2月25日)

肝細胞がん腫瘍マーカーPIVKA-II測定試薬の共同開発契約締結に関するお知らせ


三光純薬株式会社
エーザイ株式会社
富士レビオ株式会社



 三光純薬株式会社(本社:東京都、社長:渡辺 瞭)、エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)および富士レビオ株式会社(本社:東京都、社長:徳光達生)の3社は、富士レビオ社製の全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス」で測定が可能な、肝細胞がん腫瘍マーカーPIVKA-II測定試薬を共同開発することで合意し、2月25日に契約を締結いたしました。


 PIVKA-II測定試薬は、「ルミパルス」用の開発により、医療現場における利便性が高まります。また、「ルミパルス」は、測定項目にPIVKA-IIを加えることにより、測定機器としての汎用性がさらに高まります。なお、本試薬の製造は富士レビオ、販売は三光純薬、販売提携はエーザイを予定しております。


 PIVKA-II測定試薬は、肝細胞がんに特異性の高い腫瘍マーカーとして、広く臨床の現場で患者さまのベネフィットに貢献しております。本試薬は、エーザイが開発し特許権を有しておりますが、現在は三光純薬が製造販売、エーザイが販売提携をしております。


 「ルミパルス」は現在、「ルミパルス-フォルテ」の製品名で販売され、市場では約800台が稼動しております。


以 上



[本件に関するお問い合わせ先]
三光純薬(株)
総務部
エーザイ(株)
広報部
富士レビオ(株)
IR・広報推進チーム
Tel : 03-3865-4311 Tel : 03-3817-5120 Tel : 03-5695-9268



≪ご参考≫

1.全自動化学発光酵素免疫測定システム
 化学発光基質を用いた酵素免疫測定法(CLEIA:chemiluminescent enzyme immunoassay)で、その測定システムを全自動化したものです。酵素を使用した免疫反応を利用して生体内の微量物質を測定します。

2.肝細胞がん
 肝がんのほとんどは肝細胞がんであり、日本における悪性腫瘍死亡数の中で第4位の疾患です。肝細胞がんの症例の約90%にB型及びC型肝炎ウイルスの感染が認められていることから、きめ細かい経過観察により早期診断・早期治療が可能となります。

3.PIVKA-II
 生理活性を持たない血液凝固第Ⅱ因子(プロトロンビン)で、1984年に肝細胞がん患者さんの血中に高率に出現することが報告されて以来、肝細胞がんの腫瘍マーカーとして認知され、広く日常の診療で測定されるようになりました。

4.腫瘍マーカー
 腫瘍があると血液中の数値が上昇し、腫瘍の有無の指標となるものです。