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ニュースリリース

(1995年11月21日)

エーザイ(株)、スポンサー付き米国預託証券(ADR)へ切り替え

 エーザイ株式会社(本社:東京都文京区、社長:内藤晴夫)は、この度、現行のスポンサーなし米国預託証券(ADR)をスポンサー付きADRに切り替えます。新しいスポンサー付きADRは、モルガン銀行を預託銀行とし、12月4日から店頭市場で売買が開始されます。


 今回のスポンサー付きADRへの切り替えにより、株主動向が把握しやすく なり投資家への情報提供が充実し、また従来投資家が負担していた手数料が軽減されます。今後、当社は、米国市場での投資家の活発なADRへの投資と株主層の拡大を期待するとともに、プレゼンスの向上を目指します。


 当社は、従来よりヨーロッパをはじめとして、アジア、米国で投資家向け企業説明会を毎年開催してきました。今年度も、すでにアジアとヨーロッパでの説明会は終了しました。米国では、スポンサー付きADRの売買開始にあわせて、11月下旬から西海岸ならびにニューヨークを中心とした東海岸での企業説明会を行う予定です。


 今回のスポンサー付きADRへの切り替えに伴い、今後も情報開示の内容の充実と機会の増大など、インベスター・リレーションズ(IR=投資家向け広報)活動を一層強化していきます。


<発行の概要>
取引開始日: 1995年12月4日
発行比率: 1ADR=エーザイ株1株
流通市場: 米国店頭市場
預託銀行: モルガン銀行


<参考資料>
1.ADR(米国預託証券)
ADR(American Depositary Receipt)とは外国企業が米国の証券市場で 原株に代わって発行するドル建ての譲渡可能記名式証券。原株は本国にある保管銀行で保管される。ADRには企業が特定の預託銀行を選定し、その預託銀行がADRの発行や配当の支払などの業務を行うスポンサー付きADRと企業とは無関係に投資家の依頼によって発行されるスポンサーなしADRの二種類がある。

2.スポンサーなしADR
投資家の要請に基づいて預託銀行が投資家の費用負担で発行するADR。 複数の預託銀行が ADRを発行できるが、原株発行企業はADR発行に何ら関与しないため、株主動向が掌握しにくいなど欠点がある。

3.スポンサー付きADR
原株発行企業が特定の預託銀行と預託契約を結び、発行企業の管理のもとで預託銀行が発行するADR。原株発行企業はADR発行に関与し、発行・ 管理費用を負担する。投資家は預託銀行を
通して発行企業の情報(アニュアルレポート、ニュースリリース等)を定期的に得られる、ADR取引に係る費用が軽減されるなどの利点がある。発行企業にとってはADR保有者やADR発行残高の把握などの「管理」が容易になる。