錦絵広告に見る病との戦い

江戸時代や明治時代の初期には、効果的な治療方のない感染症に対して、くすりや様々な方法で撃退しようとする絵が数多く描かれました。また、はしかやコレラなどの感染症流行時に病気退散のまじないや予防法、養生法を記したものも出回るようになりました。その中には感染時の世情を憂えたり、社会を風刺した内容のものもあります。