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身近な生活にある薬用植物 スーパーヒーロー、ほうれん草。
 ひときわ緑鮮やかな葉物野菜“ほうれん草”。
 ポパイはほうれん草の缶詰を頬張る。一口、二口、一缶全部食べ終わるとみるみる上腕筋が盛り上がって、強いセーラーマンになる。小柄で痩せていてひ弱な感じの水兵なのに、ほうれん草の缶詰を食べると荒くれた熊のようなブルートをぶっ飛ばし、パイプを鳴らして気勢を上げる。日本人にはピタッとはまるストーリです。でも、子供心に思いました。なぜ、ほうれん草なの?葉っぱにそんな力があるなんて。ほうれん草にはどんなパワーがあるのだろう。
 ほうれん草の食品栄養成分を見てみると、ベータカロテン、鉄分、葉酸、ビタミンB、ビタミンCなど。老化を促進する活性酸素を除去する働きのあるベータカロテンが100gあたり、4200μgも含まれており、厚生労働省が定めた緑黄色野菜の定義:100gあたりカロテン600μgを大きく超え、トップクラスに入ります。他に血液をきれいにするといわれる葉緑素、造血作用のある葉酸や鉄分を多く含み、ビタミンCもあるのでベータカロテンと共に免疫力を高めてくれる。まさに緑黄色野菜のスーパーヒーローですね。
ただし、えぐみのあるシュウ酸も多いのでアクを取らないと食べられない。たっぷりの湯で茹でたり、多めの油で塩炒めにすると取り除けますが、やりすぎると栄養分までなくなってしまうので、少し残して癖を楽しむほうがよいようです。
 ほうれん草には東洋系と西洋系があり、葉がとがっているほうが東洋系、丈が短くて丸っこいほうが西洋系ほうれん草です。両方の良いところを掛け合わせた品種が出回っており、生で食べられるサラダほうれん草もあります。
西洋ほうれん草は葉が肉厚なので炒め物に適しており、茎が長い東洋系ほうれん草は歯触りがよく淡白なのでお浸しに最適。根に近い赤い茎のところまで食べられるので、捨てるところがありません。ほうれん草の美味しい食べ方を人に聞くと、グラタン、バター炒め、サラダ、お浸し、胡麻和え、中華炒めなど和洋中を問いません。旬である寒の頃は甘みも増してとくに美味しくなります。

参考サイト:文科省『食品成分データベース』

記事:エーザイ株式会社
         PR部
         鴇田 弘子 (2011年4月)
ホウレンソウ
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