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身近な生活にある薬用植物 スパイス
 スパイスは数万年にわたって人類に調味料、薬として、あるいはその両方を兼ねて医食同源的に使われてきました。サンスクリット語の文献で薬学書として知られている『アーユルヴェーダ』には、香辛料とその効能が紹介されています。スパイスの抗菌・抗酸化作用のために、食品の風味低下、腐敗などを防ぐために利用されてきました。食欲をそそるような料理の色づけ、香りづけをし、刺激のある辛みなど、料理を味わい深いものにするスパイスは、今では欠くことができないものとなっています。

 海外から日本へのスパイス伝来の主な目的は薬用にすることでした。8世紀にはコショウ、クローブ、シナモンなどが渡来し、正倉院の御物の中にも現存しています。しかし、江戸時代には鎖国のため漢方の薬の調合に用いられる程度になってしまいました。

 明治時代には洋食が少しずつ普及し、まず何種ものスパイスをブレンドしたウースターソースなどの調味料が広まってきました。その中でもカレー粉の登場で、スパイスがより身近なものになりました。日本人の味覚にあったものが工夫され、家庭の食卓に普及しました。

 食生活の多様化とともにフランス料理、イタリア料理なども日本で好まれるようになり、カレー粉のようなブレンドされたスパイスの使用も変わっていきました。最近では様々なスパイスが手軽に手に入り用いられています。例えばパスタやピザ、肉を煮込むとき、トマトソースにも相性の良いスパイスにオレガノがあります。オレガノはシソ科の多年草でセージやタイムやマジョラムと香りも似ています。これを利かせると風味が良くなり料理が引き立つ気がします。

記事:内藤記念くすり博物館
         伊藤 恭子 (2010年6月)

<代表的なもの>
スターアニスフェンネル
シナモンナツメグ
クミンクローブ
ローレルディル
フェネグリークアニス
キャラウェイメース
サボリーオレガノ
オールスパイスリカリス
マジョラムタイム
バジルチリペッパー
ジンジャーコリアンダー
カルダモンコショウ(胡椒)
チョウジ(丁子・丁字)ターメリック
パプリカサフラン
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