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身近な生活にある薬用植物 秋の七草
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
(あきののに さきたるはなを およびおり かきかずふれば ななくさのはな)
(万葉集巻8第1537番)
「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴朝がほの花」
(はぎのはな おばなくずはな なでしこのはな をみなえし またふじはかま あさがほのはな)
(万葉集巻8第1538番)
 山上憶良(やまのうえのおくら)が「万葉集」で連続して詠んだこの歌2首が「秋の七草」の始まりです。春の七草が七草粥として食することで栄養摂取に用いられて来たのとは対照的に、秋の七草は花を見て楽しむものです。ただ秋の七草でも薬草として用いられてきたものがいくつか含まれています。
 「芹なずな御形(ごぎょう)はこべら仏の座 すずなすずしろこれぞ七草」(四辻左大臣)という春の七草を詠んだ歌の方が「七草粥」とともに一般的にはより親しまれているようです。
 そして花と言えば「花言葉」。秋の七草にはどんな花言葉がついているのでしょうか。
 花言葉と共に秋の七草のペン画と解説をお楽しみ下さい。

記事:エーザイ株式会社コーポレートコミュニケーション部
         町田  一郎   (2002年9月)
秋の七草(ススキ)
<秋の七草> <薬草名>   <花言葉>
萩の花(はぎのはな) ハギ *   想い、前向きな恋
尾花(おばな) ススキ *   努力、活力、勢力、悔いなき青春
葛花(くずばな) クズ[葛]   治療、芯の強さ、恋のため息
なでしこの花 ナデシコ[撫子]   いつも愛して、思慕、純愛
女郎花(をみなえし) オミナエシ   美人、心づくし
藤袴(ふじはかま) フジバカマ[藤袴]   躊躇、遅延、あの日を思い出す
朝がほ(あさがお) キキョウ[桔梗]   変わらぬ愛、気品、優しい温かさ
* ペン画のデータがありません。
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