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身近な生活にある薬用植物 大根(ダイコン)
 「大根足」とは、白くて太い大根のような足のことですが、大根が太くて瑞々しくなったのは、近年のことです。江戸時代より広く作付けされていた「練馬大根」は白首大根で、首が細く真ん中あたりが太い品種です。辛味がつよく漬物、沢庵用として広まりました。同じく三浦大根は地元種に練馬大根を掛け合わせた白首大根ですが、やはり中ほどがぷっくりしていて瑞々しい大根です。煮崩れしにくいため、よく味が染み込みます。しかしこの二種は、今ではすっかり店頭から姿を消してしまいました。
 現代主流の大根は、「青首だいこん」です。首のあたりが青く、首から先に向けてなだらかに細くなっています。甘みが強く、スがはいりにくい。太いというよりはスラッとした様子で、現代的な面持ちです。

 大根には、ビタミンCが多く含まれています。生で食すとたくさん摂ることができます。生で一番よく食べるのは、「大根下ろし」でしょうか。夏大根は、辛味がつよく、水分が少ないため日持ちもよく、大根下ろしに適しています。ぴりっと辛い夏大根の大根下ろしは天下一品です。
 また、大根は、分解酵素アミラーゼ(ジアスターゼ)を豊富に含んでいるため、消化促進、胸やけや胃酸過多、胃もたれ、二日酔いなどにも効果があります。脂っこいものや酢の物などに添えると消化を助けます。冬大根は、甘くて水分が多く、和え物や焼き魚によく合い、煮物にするととてもよく染み込みます。
 そして、大根は生で食せば「陰」、体を冷やしてくれます。鍋物などに入れると体を温める「陽」に転じます。季節に応じて、私たちの体調を整えてくれる大根を賢く美味しく食しましょう。

記事:エーザイ株式会社
         PR部
         鴇田 弘子 (2011年8月)
ダイコン
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