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身近な生活にある薬用植物 蜜源の植物
 お正月の朝はおせちとお雑煮で始まりましたが、普段の朝は、コーヒーと、トーストに蜂蜜とバターをつけたもの。これを食べると私はなんだか幸せな気分になります。このほか蜂蜜は、チーズと組み合わせても絶妙な味に。また我が家では、蜂蜜にレモンと生姜を漬け込んだものを常備しています。ヨーグルトにかけてもいいし、お湯で溶かして飲んでも美味しいです。夏には、黒酢・発泡性のミネラルウォーターと混ぜて、健康ドリンクにします。バーベキューソースも、醤油と蜂蜜をベースにするとコクがあっていけますね。
 また、こどもの頃、口内炎ができると、祖母が痛いところに蜂蜜をつけてくれた記憶があります。漢方薬では、蜂蜜は丸薬を形作る材料ともされました。

 蜂蜜はご存知のように、ミツバチが集めてきてくれたものを人間がいただく訳ですが、その蜂蜜の元となるのは花の蜜です。これまでレンゲとかアカシアくらいしか知らなかったのですが、調べてみると最近はいろいろな花の蜂蜜がお店に並んでいます。これは、ミツバチに受粉してもらう栽培植物が増えたこともあるようです。養蜂業者さんによってもどんな花の蜜を集めてもらうかは違いますが、最近では百花蜜と言って、数種類の花から集めたものも商品になっているようです。この次に買う時には、いつもと違う花の蜂蜜を試してみようと思っています。

 ここ数年、蜂群崩壊症候群(CCD)と呼ばれる現象が世界各地で起こって、ミツバチの数が激減したと言われています。その原因はいまだ確定していないようですが、蜂蜜の生産量が減ったり、農家の受粉作業ができるかどうか危ぶまれたりと、今も心配な状況が続いています。旧約聖書の昔から、約束の地は“乳と蜜の流れる場所”と言われているように、ミツバチと蜂蜜のない世界は、私たち人間も安住できない世界になる可能性があります。人間だけでなく、花とミツバチにも優しい環境を維持していきたいですね。

記事:内藤記念くすり博物館
         稲垣  裕美 (2010年1月)
■『薬用動物製造学』[大正10年(1921)刊]に記載のある蜜源の植物
 (現在では利用されていない植物も含む)
【春季ノ部】
椿(ツバキ) 梅(ウメ)
蕗(フキ) 柳(ヤナギ)
杉(スギ) 李(セイヨウスモモ)
壼V(アブラナ) 桃(モモ)
郁李(ニワウメ) 梨(ナシ)
杏(アンズ) 桜属諸種(サクラの仲間)
林檎(リンゴ) 蒲公英(タンポポ)
楓(カエデ) 大根(ダイコン)
野薔薇(ノバラ) 紫雲英(レンゲ)
【夏季ノ部】
橙(ダイダイ) ホワイトクローバー
柚(ユズ) 蜜柑(ミカン)
柿(カキ) 櫨(ハゼ)
椎(シイ) 栗(クリ)
榊(サカキ) 樟(クスノキ)
南天(ナンテン) 桐(キリ)
楝(センダン) 胡桃(クルミ)
玉蜀黍(トウモロコシ) 胡麻(ゴマ)
瓜類(ウリの仲間)
【秋季ノ部】
漆樹(ウルシ) 槐(エンジュ)
月見草(ツキミソウ) 土当帰(ウド※)
向日葵(ヒマワリ) 糸瓜(ヘチマ)
マツバボタン コスモス
萩(ハギ) 木犀(モクセイ)
蕎麦(ソバ) ミゾソバ
【冬季ノ部】
山茶花(ツバキ※) 茶梅(サザンカ※)
柊(ヒイラギ)
(※原文の通り)
■最近販売されている製品より
アカシア(ニセアカシア) オレンジ
クリ クローバー
クロガネモチ コーヒー
サクラ ソバ
ソヨゴ タイム
トチ ナノハナ
ハゼ ヒマワリ
ブルーベリー ボダイジュ
ミカン ミント
ラベンダー レンゲ
ローズマリー
[参考にさせていただいたウェブサイト]
みつばち村・春日養蜂場
蜜匠【かの蜂】
山田養蜂場
ラ・メゾン・ド・ミエール・ナミキ
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