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身近な生活にある薬用植物 銀杏
 昨日、くすり博物館の永縄館長から、秋の素敵な贈り物「銀杏」が届きました。博物館にある大きないちょうの木の銀杏を拾って送ってくださったのです。ちょっと臭う銀杏ですが、缶に入れて家にもちかえり、家族と一緒に旬の味を楽しみました。

 いちょうは、中国が原産の針葉樹です。長寿なので大きな木に育つことも多いそうです。秋にいろづく黄色が美しいため、街路樹として植えられることも多く、東京でも神宮外苑の並木などが有名です。また、その実である銀杏がなる時期は、手に袋を持った人が拾い集める姿も見られます。

 銀杏は、炒って酒のつまみにしたり、茶碗蒸しに入れられたりします。生薬名をギンキョウ(銀杏)といい、民間では夜尿症に用いられていました。他にも効果があるとされる一方で、中毒やかぶれの原因になる物質を含むため、採取の際には手袋を、そして食べ過ぎないように気をつけなければいけません。

 ちなみに我が家では、はじめて電子レンジを使って調理してみました。厚めの封筒に入れて、500ワットで1〜2分。殻が大爆発したものもありましたが、かわいい緑の実に、塩をちょっとつけておいしくいただきました。

記事:エーザイ株式会社
         コーポレートコミュニケーション部
         谷田部 裕美子  (2008年11月)

イチョウ(銀杏)
イチョウ(銀杏)  
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