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「物差し」と「定規」はどう違う?
「物差し」と「定規」は混同されやすい言葉ですが、二つの意味を正確に使い分けている人は少ないようです。『定規で長さをはかる』、『物差しで線を引く』といった表現は誤りでいい間違えやすい用具です。「物差し」と「定規」ではその機能が異なり、物の長短を差しはかる道具は「物差し」、直線や曲線、角を引くため、または紙、木、布など裁断する物にあてて用いる道具が「定規」です。「定規」には三角定規、雲形定規、T定規などの種類があり、市販されている直線定規の多くには目盛りがあるため物差しとしても使用されています。

ちなみに「杓子定規」という言葉は、(1)曲がった杓子の柄を定規として利用することから正しくない定規で線を引くこと。無理に道理をあわせること。(2)一定の標準を強いて他を律しようとすることから形式にとらわれて応用や融通のきかないこと。と、二つの意味があります。この杓子定規を使って線を引くだけでなく物事をはかるのは、融通の利かない歪んだ基準で計測されることとなり尺度が歪んでしまいます。





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コンパス・象牙製たたみ尺

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