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学生時代に不得意科目を聞かれたときには、ためらいなく「英語」と答えておりました。それ以来、英語は大の苦手なままで、英語は記憶力と忍耐を試される修行の場と認識していました。
就職にあたっても、英語が必要になりそうな外資系の会社は避けました。ところが入社当時、数%だったエーザイの海外売上比率が、現在では50%を超えており、当然、周囲にはグローバル化の波が押し寄せてきました。
数年前に、つくばの研究所から東京の本社に転勤で、かなり長時間の電車通勤をすることになりました。通勤時間をどのように有効活用するか悩んだのですが、この機会に英語の勉強にあてることにしました。電車の中というのは不思議な空間で、やることがない分勉強に集中することが出来ました。
毎日2時間の勉強の甲斐があり、最近やっと人並みのレベルに達したかなと思えるようになりました。成功の要因としては、仕事で必要だという目標が明確であったことと、継続できたことだと思っています。
何十年も英語をノイズとしてではなく、言語として聞いていれば、語彙も増えていたことでしょう。これからの人は、頭も柔軟なうちから、ぜひ英語にチャレンジしてみてください。
こちらの博物館サイトでも最低限の情報は英語で提供できるように英語のページを用意する準備をしております。ただし、コラムの英語化はご勘弁ください。
エーザイ株式会社
コーポレートコミュニケーション部
下山信美
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