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電気(2007.04.13 事務長)
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事務長です

これまで「水」と「光」をテーマにしてきましたので、次は「電気」について書きます。

今の秋葉原は、ハイテクとオタクの聖地と化しておりますが、私がラジオ少年だった頃は電気の部品やジャンク(いわばガラクタ)を扱うお店がもっと幅をきかせておりました。つくばエクスプレスの開通で、秋葉原を通過する機会が増えたためか、先日、学研の電子ブロック(復刻版)をつい買ってしまいました。

そんな私が訪れた「東芝科学館」で、おもちゃ箱に放り込まれた子供のように童心に返って楽しんで来ました。場所はJR川崎駅からバスで10分ほどと、交通の便に恵まれているところが当館に比べてうらやましいところです。

そして雷、静電気、超伝導などのコーナーでは、目に見えない電気や磁気を、音や動きで表現した実験で楽しむことができました。難しい理論をわかりやすく解説していただいたアテンダントの方の知性が光っており、皆さん英語による説明もできるとお聞きし、感服しました。

感動したのは、「ワープロ一号機」との再会です。私が会社に入社した四半世紀前、会社に鎮座していたワープロ専用機JW-10は、1台600万円を越える値段で、両袖付きのデスクくらいの大きさがありました。電源を入れると「ぶぉ〜〜ん」という迫力ある音が居室に鳴り響きました。今、この文章を書いているのも東芝のパソコンですが、重さも容積も数百分の一になっている感じです。

また超音波、CT、MRIなど診断技術の進歩は、治療薬の開発と相まって、人類へ計り知れない寄与をしてきました。そして診断機器の開発へかける情熱は、患者様の健康を願うという意味で、同じ気持ちであると感じることができました。

東芝科学館


エーザイ株式会社
コーポレートコミュニケーション部
下山信美
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