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制約業界(2004.07.09 事務長)
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事務長です

 このコーナーは館長から格調の高い内容と文章で毎回お送りしているので、事務局長の私としては館長の引き立て役としての立場に徹したいと思います。
 さて私には全くお金のかからない「ダジャレを考える」という趣味があり、この場をお借りしまして、いくつか紹介させてください。

 規制の多い業界は? => 製薬[制約]業界

 薬はもちろん病気を治すためのものですが、服用方法を誤ると健康を損うこともあるので、製薬の仕事がいろいろなルールに従って行われるのは当然だと思います。
 インターネット上で薬の情報を提供する場合も、やはりルールの範囲内で行っています。現在、エーザイではコーポレートサイトをリニューアルする作業を進めており、その検討の中で製品に関する情報をどのようにお伝えすることが、使われる方にとって有益なのか、それはルールに抵触しないかなどの熱い議論が繰り広げられています。9月にはグーンとパワーアップしたコーポレートサイトをお届けできる予定なので、ぜひご期待ください。

 献血がしたくなる薬は? => トローチ[採ろう血]

 血液には酸素や栄養を体の隅々まで運ぶだけでなく、免疫などに関与するなど大切な役割を担っています。現状の科学では作り出すことが出来ないため、怪我や病気の治療に使われる血液は献血で集められますが、夏場は不足がちですので皆さん献血に協力しましょうね。
 トローチというと見かけはお菓子のようですが、立派な薬の剤形の一種です。口の中で溶かし、喉の炎症を鎮めるなどの目的で使われます。噛まずに口の中でゆっくり溶かしながら服用することが大切です。

 製剤コストアップの原因は? => 賦形剤[不経済]が入っている

 内服薬を製剤にするときには賦形剤を加えますが、実際は賦形剤が製剤のコストに、それほど大きな影響を与えることはありません。
 内服薬の賦形剤は、輸送や保管の間は形が崩れないように硬さがあって、飲んだ後はきっちり溶ける必要があります。それにあまり錠剤が小さかったり、散剤が少なかったりすると取り扱いが不便なので、賦形剤が適当なボリュームを与えています。そして一番大切なのは保管を含めて、有効成分の効果に影響がないことです。薬には皆さんのお手元に届くまでに、賦形剤の選択をはじめとして、いろいろな英知がこめられています。

エーザイ コーポレートサイト
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