業界団体・患者様団体との関わり(アドボカシー)

1.エーザイのアドボカシー活動*

2022年10月掲載

  • エーザイが定義するアドボカシー活動とは「社会的に問題があると考えられる公共政策に対して、それを改善・変革すべく新たな政策の提言・提唱をする活動」です。

エーザイの活動は全て、社のhhc理念に基づいて行われます。アドボカシー活動についてもその例外ではありません。エーザイは、患者様と生活者の皆様の喜怒哀楽を考え、そのベネフィット向上を第一義とし、世界のヘルスケアの多様なニーズを充足するために事業活動を行っており、いかなる医療システム下においても、存在意義のあるhhc企業となることを目指しています。

企業理念を具現化する活動において、コンプライアンス遵守は社の存在の基盤となるものであり、最も優先されるものです。

常に関連する法律や倫理基準に基づき、適切なタイミングと方法でビジネス上の判断を下し、行動を起こすことが不可欠です。エーザイは、コンプライアンス実行のための企業行動憲章を制定しています。エーザイの社員は、常に企業行動憲章に基づいて日常業務を実施することが求められています。

医療従事者、医療機関、患者様団体に対しては、下記の方針で適切な連携関係を築き、アドボカシー活動を推進しております。

  1. エーザイは、ビジネスを展開する世界中のどこの国、地域においても、我々の企業行動憲章行動指針を厳密に遵守します。
    特にアドボカシー活動においては、企業行動憲章第8項“私たちは、政治、行政団体と、公正で透明な関係を維持します”を指針としています。
  2. エーザイは、IFPMA規約を基にした地域産業団体の行動規範を守ります。
  3. エーザイは、自ら、更に高い基準を目指すことを公約します。IFPMA規約の内容より更に厳しい法律がある場合、もっとも厳しいものに従います。

2.エーザイのアドボカシー活動ポリシー

エーザイは、公共政策に関連する様々な課題を改善・変革すべく新たな政策の提言・提唱を行う活動を適切に実施するためのコーポレートポリシーを有しています。

また、グローバル・ヘルス問題に関しては、IFPMA(国際製薬団体連合会)ポリシーも支持しており、その一部を以下に示します。

3.エーザイのアドボカシー活動

1)業界団体との関係

グローバルカンパニーとして、エーザイは世界各国において、代表的な研究開発型製薬企業団体に加入しています。エーザイが会員である主な団体を以下に示します。記載されている以外の団体については、ご要望に応じて該当団体であるかどうかを確認いたします。

2)患者様団体との関わり

エーザイは、患者様と生活者の皆様のベネフィットの向上という企業理念の実現に向け、世界中の患者様団体とともに疾患啓発などの活動を展開しております。これらの患者様団体との連携は、関連する法律ならびに倫理基準に基づき行っております。ビジネスを展開するあらゆる国々において、エーザイは、“患者団体との全ての関係は倫理的でなければならない。患者団体の独立性は尊重されなければならない”というIFPMAの規約を遵守します。

また、エーザイは患者様団体に公平かつ正確で、容易に理解できる情報を提供します。これらの活動は、エーザイの製品やサービスを患者様団体に対して宣伝することを目的としていません。